DXで組織風土は変革できるか?
2024-01-23
#DX推進 や #DX人材育成 について、さまざまな企業や自治体の方と情報交換をしています。そのなかで「 #DX人材 には #DX を推進して、会社の風土も変えていってもらいたい」というお話をお聞きするケースがあります。風土改革は時間がかかるもの。マッキンゼーの「 #組織の7S 」でよくご説明します。
▼「組織の7S」とは?
マッキンゼー・アンド・カンパニーが提唱した組織変革や組織分析のフレームワークです。組織を7つの要素に分析します。その7要素の頭文字がすべて「S」なので「 #組織の7S 」と呼ばれている。この7Sには「変革しやすい要素」と「変革に時間がかかる要素」にわかれます。組織風土は後者。つまり時間がかかるのです。
▼ハードとソフトという考え方
たとえば「業務フロー(System)」は組織で決めればすぐ変えられます。一方、「新しい業務フローを通じて『顧客志向』を高めたい」という、「組織風土(Style)」の変革には時間がかかる。組織構造やシステムといった「ハード(ウェア)の3S」は変革しやすく、人材や文化、スタイルといった「ソフト(ウェア)の4S」へ変革に時間がかかるのです。
▼変革に時間がかかるものがある。
まず、上記を理解することが大事だと思います。自分たちが変革したいものを「短期で変えられるもの」と「中長期で取り組むもの」に仕分けをする。短期的に変革するものを通じて、徐々に風土や人材など「変革に時間がかかる要素」も変わっていく。このステップを理解しておくと、 #業務改善 や #DX も進めやすいはず。
風土は変えられないのではなく、変革に時間がかかるもの。ここを正しく理解し、変革の計画を組みたいです。
▼関連資料
組織マネジメントとは?会社・事業を成長させるために必要な7つの要素 - エンゲージ採用ガイド
組織を渡す。組織を受け取る。|Junya Takahashi
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