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【悩む】明るく悩むのは、楽しい?カオスを言語化できる時。

悩む事は、
ネガティブに思われがち。

一度、ある方から、
あなたは悩みすぎだから、
考え過ぎるのは止めたらいい、
という意見を頂いた事がある。

たしかに「平均」や「普通」
「標準」という尺度からは、
私は日常を小難しくしてる傾向が
あるかもしれない(笑)。

考え過ぎだといった意見は
ありがたく拝聴しよう。

もともと悩むのが好きらしい(笑)。
だから、社会学を専攻したし、
今も自分を実験マウスに見立て、
人間について悩み考える癖が
なんとなくあります。

明るく活発なスポーツマンや
リアル充実女子からしたら、
たちの悪いマゾ人間(笑)。

しかし、本人が好きな以上、
悩むのは止められない。
止まらない。
だって悩むのは、けっこう楽しい。

ただ、先日、
仲のいい友人から、
「自分の身辺ばかり考えると、
心に毒だよ…」と言われた時は、
当たってるなあ~と感じました。

執着。執念。我執。それらは、
仏教が取り去りなさいと
教える煩悩たち。

自分の事を考え過ぎるのは
「溺れる」場合もある。

本に溺れるように、
悩みに溺れてしまうと、
もやは害悪になる。

自分を破壊的に追い込む悩みは、
たぶん何かが間違っている。 
(私小説が含む毒素は、 
このあたりにある気がします)

自分を追い詰めないで
カオス状態の感情を言語化し、
意識化するのが、本来的には
理想的な悩みでしょうか。

もともと、淵ギリギリにいる人は
それ以上いけないので、
明るく行こう、
考えるのは止めようとなる。

自分を追い詰め悩むのは、
実はまだまだ余裕がある証拠。

暗い考え事を沢山して、
自己否定やコンプレックスと
格闘してる人は、
一見ネガティブで弱く見える。 

でも、
自分を追い詰めてるように見え、
実は案外まだまだ行ける。
根っこが強いか、
まだ余裕がある。

見かけとは逆な場合が多いですね。

悩むならば、
相撲稽古の「四股踏み」と
同じように、
思考や感覚の「足腰」を鍛える
強さがちょうど良い。

自分や他人を傷つけない限り、
悩む事自体は悪くはない。

ポイントは、
悩む「方向」と「量」。
こればかりは、自分でやりながら
覚えていくしかないか。
「悩む時間」はあってもいい。

『悩む力』ってベストセラーも
あるくらいですから。
ね!姜尚中先生!

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