見出し画像

【スピリチュアル】アマビエが規制された時代があった

妖怪「アマビエ」が色々なグッズに
なって売られています。
現代人は、妖怪を信じられるくらい
ユーモアが豊かなんですね。

というのも、これは朝日新聞の
天声人語の受け売りですが、
明治はじめのコレラ感染下では、
アマビエの貼り札の業者は
「人心を惑わせる」「愚民思想を招く」
と政府が取り締まったそうです。

約150年前の日本は、
精神が生真面目過ぎて、
ユーモアもなかったようです。

明治政府といえば、
西洋に追い付け追い越せと
近代科学や合理主義を吸収し、
江戸以来のまやかし系の考えや教えを
断ち切ろうと必死でした。

廃仏毀釈を唱え、仏教を廃止しようと
した時期もあった訳で、
今から考えたら、器が小さく、
融通も利かない、カチカチ頭だったみたい。

今はアマビエも、厚生労働省の
コロナ対策のイメージキャラクターに
なってるくらい。
180度変化した感がありますね、
私たちの、妖怪を迎える態度が…。

今は気持ちが少しでも軽くなるなら、
江戸時代の妖怪も信じられる懐がある。
本気で信じてる訳ではないですが、
バカにするほど愚かではない。

我々の精神性、スピリッツは
相当、自由になったみたい。

少なくとも、アマビエグッズを
売ったり買ったりすることを
取り締まる傾向はないですね。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?