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【成長】人は秘密や裏面を持ってこそ、人格が成長していく

人間、みんなウラとオモテがあるのは
なぜだろうか。いっそ、全部、
オモテになってしまえばいいのに。
…と先日は感傷的な話を書いて、
その後ずっと頭の中では、
奇妙な呼び声がしていました。
それは心理学の河合隼雄さんの声でした。
もちろんお目にかかったことはないですが、
何かの本で読んだ河合さんらしい話でした。

子供は秘密を抱える事で大人になっていく。
秘密を抱えない、また抱えられないなら
いつまでも子供のままだけど、
これは親には黙っておこう、
これは他の友人には黙っておこう、
そうした感覚をコントロールするのは、
思春期には大事なんだと、
河合さんは書いておられた。
何の本だったかなあ。汗。

人はウラを持つこと、
人に無闇には見せない一面を持つことで
人格を形成していく…ということか?

確かに、子供時代、私はすぐに何でも
誰かの秘密を周りに話してしまって、
友人を怒らせた記憶が…。
そんな時、ふと見回すと、いましたね、
秘密は絶対に話さないで守るタイプが。
そういう人は、やっぱり頼もしくて
リーダーみたいな存在だった気が。
大人びた感じがありたした。

秘密を持つ、ウラの面を持つことは、
決して悪いことではないらしい、
いや、成長には欠かせないらしい。
ああ、私はそう言えば、
秘密を保つ人は今でもちょっと苦手だ(笑)。

教育学や心理学の人には当たり前
過ぎる話だったかもしれませんね。

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