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【古い人?】「昔は良かったなあ」を口にすると、価値観も老化する?

若い人に、
このオヤジは考えが古いなあ
って思われることが凄く怖い。
古い人間だと思われることを
とても怖れています。

若い世代に媚びている?
かもしれませんね。

では、考えが古いってのは
どういうことか?
昭和だ、
前時代的だ、
女性蔑視の匂いがする、
男社会の価値観だ、
最新の価値体系に
アップデートされてない、
LGBTなどに配慮がない、、、。

こういう傾向があると
思われないように、
まるでコンプライアンスを
遵守しなくては!といった
脅迫観念があります。

それにしても
どうして、こんなに
怖れながら
生きているんだろう?

周りには、
正直、昭和な人が
男も女も、いっぱいいる。
それ、電波にのせたら
絶対アウトだろうって発言も
まあ、よく見聞きする。

それが政治家だったら
メディアでボコボコに
されてしまうことが
まだ企業や私人レベルでは
50代、60代の人間の周りでは
正直、根強くあります。

私はそんな人には
なりたくない!!

まあ、古い人間だってことと、
コンプラ的にアウトだって話とは
別ですかね。
分けて考えましょうか。

なぜ、古い人間になることを
怖れてしまうのか?
怖れなくちゃならないのか?

古いことは悪いことで、
現在的なことは良いことか?
こうした考えがもう体中に
無意識に刷り込まれてる。
なんだか、若者文化に
振り回されてるようで、
それはそれでシャクなんですが。

ただ、時代の流れ?
時代の潮流に
頑固に反抗するのは
老人臭くて
むさくるしくてイヤだ。

かといって、
若者に媚びるのもイヤだ。

もしや、52歳っていう
微妙な年齢の私が悪いのか?

新聞では、時々、
「働かないおじさん」
という言葉が踊ってる。
役にも立たず、
高い給料をもらってる
50代男への批判だろう。

そういえば、
今後はなくなるけど、
ヤフーニュースの
コメントの書き込みで
一番多かったのも、
50代男性だったよう。
やれやれ。

50代男は、一体
何をやってるんだ!?

正直、同世代の人と
会食にいくと、
その古さに呆れてしまう。
そうならないように
私は必死に現在の価値体系から
大きく外れないように
アップデートしてるのになあ。

でも、こんな風に
過度に若者に沿おうとするのは
けっこうキツい。

こんなに私を脅迫するのは、
「昔はよかったなあ」と
つい思ってしまう、
私の根っこ、本音だ。

実はもう5年近く前から
ああ、昔は良かった、
そう言ってしまって、
年下の友人知人に
叱られたものです、汗。

ああ、昔は良かったと
言いたいことを堪えるたび、
価値観をアップデートする。

この繰り返しは
けっこうキツい。
でも、感覚や価値観も
実は「老化」していく。
だからこそ、
感覚の老化を止めるため、
予防するためにも、
「昔はよかった」的な
言葉は口にしないよう
こころがける、、、、。

どうやら、私が闘ってきたのは
若者文化ではなく、
感覚の老化だったのかも?

ああ、今日は書きながら
発見ができました。

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