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折々のことばたち Rain & Rainbow

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アプローズ【applause】拍手、喝采!

アプローズ【applause】拍手、喝采!

こんにちは(*'ω'*)

落語をきいてきました。噺のなかで、見栄っ張りの鼻を明かせて、爽快!(そうかい!よかったな!)TVで見かける人の喋り方の特徴が似てて、ニヤニヤ(^^) 歌丸師匠・笑点名誉司会が、その後も現世に影響及ぼすタイミングに、拍手!

毎晩の晩ごはんのごちそうに 拍手

食うや食わずの暮らしは ごはんとおしんこだけでもおいしくて 拍手

道端の犬のうんこに よくまあこんなに出たもん

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濁り、ひずみに託されたもの

濁り、ひずみに託されたもの

こんにちは(*'▽')

「関ジャム 完全燃SHOW」の、変ジャム森羅万SHOWver.(テレビ朝日)で先日、音のひずみの話が聞けました。攻撃的、かっこよさを求めて、いろいろな主張、叫びがこもっている、そういった表現のようです♪  

日本の犬はワンワンと吠えるが、英語圏の犬はバウワウと吠える。

どちらが本当の音に近いのだろう。もちろん、犬種と犬の機嫌にもよるだろうが、ここでは、バウワウの「バ

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三島由紀夫の短編から

三島由紀夫の短編から

こんにちは(*'ω'*)

こんど読書カフェでとりあげられる課題本が三島由紀夫の短編集「真夏の死」なので、自分で選んで読むことはしないなぁと思う文庫を手にしています。そのうちの一編に心惹かれました。

杉男は葉子の伯父の息子である。すなわち従兄である。云いかえれば、彼は恋人と兄とを生まれながらに兼ねそなえることのできる位置にあった。

二人はいろんな点がよく似ていたので、本当の兄妹とまちがえられる

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優勝は「ふさわしい」かどうかで決まる

こんにちは(*'▽')

大谷翔平さんの快進撃がつづいています! すごい! アメリカではバスケットボールやアメリカンフットボールの方が人気が高いらしく、大谷さん(現地でも「OHTANI-SAN」と、日本語の敬称で呼ばれているんですね)の活躍がもっと認知され、もっと評価されてもいいくらいなのにと悔しがってくれるアメリカ野球ファンもいるとか…! 前の打者が置いていったバットを取りにきた人に、バットの持

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「臨床の砦」より

「臨床の砦」より

こんにちは(*'ω'*)

病気になって治療しなければ大変なことになるというとき、病院のスタッフ、看護師の方達の対応に救われたなぁという人は、私だけじゃなくたくさんいるはず…! でも、いまはその人達が危機的状況からずっと脱することができません。

「何を怒っているのですか? 先生」

突然の三笠の大きな声と、文脈の読めない問いかけに、室内のざわめきが、潮が引くように遠のいていく。

正面の席に座る

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「臨床の砦」から

「臨床の砦」から

こんにちは(*'ω'*)

最近(本日2021・7・4)の新規感染経路は飲食店でのもの/会食が1割とかそのくらいで、5割くらいを占めるのが家庭内感染なのだそうです。飲食店の並々ならぬ努力の賜物、店内の感染対策が徹底されているのでしょうね。

「ハッピーハイポキシア、ですか」

音羽の言葉に、敷島はもう一度うなずいた。

『Happy Hypoxia』

幸福な低酸素血症、とでも訳すべき言葉が数日前

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現実的な行動が、あなたを救う

現実的な行動が、あなたを救う

こんにちは(*'▽')

悪徳商法の定番の手法に、二者択一を迫る、というものがあるそうです。AかBかを選択するように話をもっていくのだけど、AもBも実は話し手の有利になる道。どのみち、話し手が相手から搾取するようになっている。このことを知ってからは、「二者択一、怪しいなぁ」と訝るようになりました。たとえば、楽観主義か悲観主義か?と問われても、ほかに中庸、無感覚、実際に手を動かす、など他にもいろいろ

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暴君とは

暴君とは

こんにちは(*'ω'*)

先日、小田原城を見下ろせる石垣山(通称「一夜城」)に行ってきました。絶景かな! 林が途切れたところから、空のつづきのような色合いの凪いだ海が美しく、爽やかな風が通りぬける木陰はいつまでもいたいほどの心地よさでした。豊臣秀吉に攻められ、勝てぬと悟った小田原のお殿様(北条氏)は、自分の命はくれてやるから領民の命は助けてくれるようにと城を明け渡したのだそうです。なんて領民想い

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視野を持たないゆえに、視野が広がる

こんにちは(*'▽')

ふだん、目の見えない人に接することはあるでしょうか? 白杖(はくじょう)をついて駅のホーム上の黄色いポチポチを辿って歩いている方がいたら、間違って線路側に行ってしまわないか気をつけて見守るくらいでしょうか?

見えている状態と見えない人の感覚を、4本足の椅子と3本脚の椅子に例えた話を読み、「なるほど!」と思いました。もともと脚が4本ある椅子から一本取ってしまったら、その椅

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このままでいいのか、よくないのか

このままでいいのか、よくないのか

こんにちは(*'ω'*)

人の時間の過ごし方は、6種類あるそうです。ひきこもり/暇つぶし(ジグソーパズルなど)/儀礼(社交)/心理ゲーム(マウントをとるなど)/活動(仕事人間)/親密。いちばん価値をおきたいのは、家族・友人と過ごす「親密」な時間です。ほかの過ごし方は、それだけに偏りすぎないよう、バランスよくやっていきたいものです。

ここに、人一倍向上心にあふれた男がいる。彼は人生を、より良く生

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「葛藤」から逃げたらあかん

「葛藤」から逃げたらあかん

こんにちは(*'▽')

ガネーシャは、ゾウの姿をしてて、「金運」「恋愛運」「仕事運」「健康運」…多くの運を司る神様だそうです。インドの神様って独特。右半身は美しい天女、左半身は邪悪な魔女、という二面性を持つ神様。男の生首をつなげた首飾りをして、目が正気でない、鬼子母神のような神様。そういった神様に比べると、ガネーシャはたぷたぷしたお腹やつぶらな瞳が優しそうで、お部屋にいつも居てもいいよ!って思え

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自分を取り戻す場、人とつながる場

自分を取り戻す場、人とつながる場

こんにちは(^^)

フィンランドのドキュメンタリー映画『サウナのあるところ Steam of Life』(2010年)で、サウナの蒸気に包まれながら、離ればなれになった娘のこと、犯罪歴のある昔の自分のこと、かけがえのない“親友”のこと、先に逝ってしまった妻や子どものことなど、人生の悩み・苦しみ、大切な想いを、自然と語りはじめる(ときに号泣)おじさん達をたくさん拝見しました。日本のフィンランド大使

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他者を「判断しない」生き方

他者を「判断しない」生き方

こんにちは(*'ω'*)

ついつい他人を判断・評価してしまいます。無意識レベルで。服装、しゃべり方、たたずまい、見た目年齢、名刺に書いてある肩書……直接会ったことがない人に対しても、噂とかで。そんなこと、日々当たり前にしていることだし…。でも、その「判断」が独り歩きしてしまうと少々問題なのかも!?

私たちの中には二人の自分がいます。

「愛」の自分と、「エゴ」の自分です。

私たちは「愛」の自

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『HOKUSAI』(2020)

こんにちは(^^)

葛飾北斎の生き様をえがいた映画「HOKUSAI」(延期を経て、先月公開)、ただの伝記物ではありませんでした! いまに通ずるメッセージを孕み、現代日本に生きるわたしに爆発的な活力を与えてくれるような、スペシャルな映画でした。老年期の北斎役・田中泯さんが、雨の中でベロ藍(海外から渡ってきた化学染料)の青で身体を染めるシーンが印象強いです。早い段階で藍一色に染まるのは不可能とわかっ

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