Kindleで電子書籍を読むようになって、PDFで論文を読むことに違和感がなくなった

論文をどのように読むか、紙で読むのか、PDFで読むのかは、人によって分かれるところかと思う。私自身、元々は紙で全て読んでいた。毎月、かなりのコピー代をかけ、とにかく全てを印刷、そして日々読むとしていた。

そんな私が、今ではPDFで論文を読むようになった。なぜかというと、Kindleで電子書籍を読み始めたことが大きい。3年ほど前から、移動中の読書時間を充実させるため (時には、1時間以上電車に乗ることもあったため)Kindleを購入した。Kindle書籍の方が、安いので、趣味で読みたい本で、Kindle版があれば、基本的にKindle版で読むようになった。

それまでKindleに興味はあったものの、読みやすさはどうなのだろうと思い、手を出していなかった。しかし実際KIndleで読んでみると、私にとっては何の不具合もなく、読んでいけることがわかった。本を閉じたり開いたりする動作は必要ないし、何冊もの本を持ち運べるし、簡単にハイライトもでき、ハイライトした箇所をまとめて見ることもできる。こんな点が私にとってのお気に入りポイントである。

結果として、論文をPDFで読むことも苦ではなくなった。こちらも、iPadやPCで読んでみると、大丈夫そうだということがわかった。ハイライトはできるし、メモを書き込んでおくことだってできる。ということで、今では基本的に印刷せず、PDFで読めるようになった。かつて紙で印刷した論文のうち、PDFがあるものは、全て処分した。

どんな風に論文を読んでいくのか、特に正解はない。自分に合う方法で良いのだと思う。ただ、「自分にはこの方法がベスト」と思っていても、実は違う方法を試してみると、もっとスムーズに読めたりもする。いろいろ試す中で、自分なりに良い方法を見つけていくと良いだろう。


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