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一人っ子政策が、2080年までに42億6千万人の人口を防いだ?!【愚かだなぁ、浅はかだなぁ】

皆さん、こんにちは


お元気ですか?


私はラスベガスに住んでいます。


スーパーボウルがやっと終わりました。


今回のスーパーボウルは、視聴率が過去最高だったそうです。



それもそうですよね。


ミュージシャンのティラー・スウィフトが参加したのですから。


参加というか、ただ観戦するというレベルではありません。


全てがショーです。


彼氏のトラビス・ケルシーが試合に出ているのですから。


彼らが結婚するんだそうです。


私は、まったく興味がありません。


しかし、アメリカがエンタメに現を抜かし、アメリカの本来の立場を失いつつあることを本当に危惧します。


アメリカのCPI(消費者物価指数)が13日に発表されましたが、まだ3.1%で予想よりも非常に高いです。


皆、お金がないのにクレジットカードで借金して、借金だけが溜まっていきながら、経済を回していくアメリカ社会ですから…


信頼(クレジット)が無くなっていきます。


アメリカって、もっと情がある国だったはずなのですが…


何か、間違っています。


アメリカ社会の人間関係も、本当にストレスが溜まります。


自らの感情だけで、社会は関係ないですからね。


信頼関係を結ぶのが本当に時間がかかります。


本来の立場って、今までは世界を安定させるためにとても重要な役割を善しも悪くも担っていました。


まぁ、アメリカ帝国が崩壊し、多極化した国際秩序へと変化していくのでしょうね。


以前、ドイツの宰相ビスマルクが提案した方向です。


覇権国家が無くなり、多極化した秩序の中で国際バランスを保つのでしょうね。


日本の将来は、そのバランスを保つための重要な役割を担うことができるのでしょうか?


ところで、このスーパーボウルで見られたのは、共産主義者が人間性というものを研究し、政策化した3S政策の結実のような気がします。


3S政策とは、Sex, Screen, Sportsです。


これを愚民化政策と言います。


GHQが、日本を強制的にこの3S政策を実施させました。


しかし、その前にアメリカ国内でも実施されていました。


そして、今回のスーパーボウルはまさに結実した感じです。


今回のスーパーボウルで、ある夫婦に出会いました。


デトロイトから来てた人です。


まぁ、ほとんど人はスタジアムで観戦する人はいません。


チケットが高すぎるからです。


大体は、誰かのコネか、会社がスポンサーでチケットを持っているとかそんな理由です。


そして、アメフト特有の文化のテールゲートというのがあります。


それはスタジアムの近辺の道路とか、駐車場でBBQなどしながら、パーティーして観戦することです。


彼らもそのテールゲートで来ていました。


彼らの従弟がカンザス・シティーに住んでいるので、チーフスを応援したいけど、ティラー・スウィフトがいるから49ersを応戦していると言っていました。


11月の選挙に意識のある人は、ティラー・スウィフト=民主党です。


今回の選挙の見どころは、中道の人々がアメリカはどちらの道に進むかを決める選挙だと思っています。


民主党でもなく、共和党でもなく、アメリカの価値観を求める人々や中間層の人々がどちらを選択するかの選挙です。


恐らく、このままいけばトランプ氏が大統領選再選し、アメリカはさらに内向きになり、世界の多極化が進むと思います。


歴史は繰り返すものですからね。


アメリカも自己中心になり、ヨーロッパが弱体することで、中東や東南アジアも力を得るでしょう。


そして、東アジアでは、中国が力を落としていきますが、ロシア、北朝鮮との枢軸国家たちが何とか力を維持するでしょうね。


日本は、独立して、力を持ち続けられるか?


ちょっと心配です。


話を戻します。


自然の理では、多極化が道理ですが、それを無理やりコントロールしようとしてきたのが人間のエゴでした。


アメリカの3S政策もそうですし、その対極的にあるのが共産主義国家の中国の一人っ子政策です。



これも、本当に愚かで、浅はかな政策だったのでしょうね。


グラフをご覧ください。


中華人民共和国が始まった当初は、人口が5億人強でした。


それが約3倍の15億に増え、一気に減少しています。



一人っ子政策が行われたのは、1979年から2014年までです。


灰色の部分です。


この一人っ子政策は、宋健というある官僚によって提案されたそうです。


この宋健(ソウケン)という人物は、共産党員で科学者であり、政治家であったそうです。


ロシアの大学に留学をしています。


彼が、将来の中国の人口を科学的に計算したそうです。


どの様に計算したのかは、詳しくは分かりませんが、この記事によると単純に一人の女性が3人の子供を産むことになったらどうなるかと考えたのでしょう。


すると、2080年までに42億人の人口になることが予測されました。



中国は、権威主義国家で、共産党の独裁国家ですから、すべての善悪は鶴の一声です。



国家の政策として、実施されました。


私が愚かで、浅はかと考えたのは、人間の本性を考えないですべて力でコントロールしようと国家の政策を打ち出すところです。


人間は自然の理から外れれば、必ず歪むを生み出します。


今では、子供を持ちたくない女性がたくさんいるそうです。


例え、二人まで子供を持っていいと国家の方針が変わったのですが…



現在では、中国の出生率はほぼ1%です。


出生率だけを比較すると、日本は1.3%、アメリカは1.6%、そして韓国においては0.7%です。


3S政策で、検索すると、必ず韓国の全斗煥の政策が出てきます。


今のK-Popは、左翼の政治政策の流れです。


また、話を戻します。


中国の人口減少は、加速する一方です。



2023年の出生数は、その前の年に比べて50万にも減っています。


止まるところを知りません。


人間の本性を、故意的に捻じ曲げると必ずしっぺ返しが来ます。


科学的に計算して、数字の計算はできますが、心の計算はできません。



経済成長を目的に、一人っ子政策を初めて、世界の工場として多くの資本を得ましたが、次世代の子供にかかるプレッシャーはとんでもないのでしょうね。


良い学校に行かなければいけないし、また、そのような環境をその子供の子供に作るにもお金がかかります。



上の記事は、中国の女性たちの気持ちをインタビューしたものです。


子供を育てるには、お金がかかりすぎるから、お金をくれるなら二人もを産むとか、現在の経済の不況とか、人間関係の疲れとかいろいろ映し出されています。


日本も同じですよね。


アメリカも全く同じです。


今回は、非常にネガティブな感じになってしまいました。


多分、スーパーボウルで疲れていると思います。


こんな時は、心のバランスをもう一度調整する時間が必要ですね。


まだ、小さい子供たちもいるから、手が離せなくて、息をつく暇がなかなかありませんが…


目の前の人を大切に思う気持ちや、周囲の人々への気配りが失われてきたなぁと思う時はちょっと休憩するときですね。


まだ、人生は短いようで、長いですから、心を癒す環境作りを心がけてみます。

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