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ママのやってみたい!を応援する「ママ夢ラジオ♡」プロデューサー たけおか のぞみさん

「ママ夢ラジオ♡」プロデューサー、Cafe「縁en」主催、お母さん業界新聞金沢区磯子区版編集長と色々な面からママのやってみたいを応援する たけおか のぞみさんにお話を伺いました。

■たけおか のぞみさんのプロフィール
出身地:北海道北見市
活動地域:横浜市 渋谷 厚木海老名 静岡 大阪 福岡 鹿児島 
経歴:5年間看護師として勤務 その後、5年間専業主婦
現在の職業及び活動:2018年5月から横浜市新杉田で、不定期オープンのCafe縁en開催(2019年9月からは横浜市能見台、金沢文庫周辺に移転予定)
2018年7月から渋谷クロスFMで「ママ夢ラジオ♡」というラジオ番組のプロデューサーになる。現在全国7カ所で「ママ夢ラジオ♡」を放送中。
座右の銘:一期一会

いいところ、好き、やってみたいを伸ばす

Qどのような夢やビジョンをお持ちですか?

たけおか のぞみさん(以下たけおか 敬称略):世の中色々あるけれど、ひとりひとりが楽しく自分と自分の周りを盛り上げ、大きく繋がっていく美しい世界になったらいいなと思います。自分と自分の周りを含めて、大事にする思いが必要です。自分も満たされてないと、誰かにやって欲しいという依存の状態になってしまいます。それではつまらないと思います。
 楽しいというイメージは我慢せずに、やりたいということをやるというイメージです。嫌いなことを無理にしたり、相手に合わせたりなどをして、縛られる感じがあると辛いです。いいところだけ伸ばす、好き、やってみたいを伸ばす事が大事だと思います。

どこでも発信できるプラットフォームを作りたい

Qそれを具現化するためにどのような目標、計画を立てていますか?

たけおか:すぐにお金を稼ぐというところにはなりませんが、好きなことをやれていることに感謝しつつ、その中でさらにどんなことをできるのかを今考えています。ラジオは楽しいと思っているので、そこからコミュニティや場作りをするような事を考えています。
 ママ夢ラジオというプラットフォームがあって、そこがマッチングできる場所になることができたらいいなと思います。
 色んなママさんが海外でも全国でも発信できるプラットフォームを作りたいです。

人を紹介したい気持ちがつながる

Qその目標や計画に対してどのような活動指針を持って、どのような活動をしていますか?

たけおか:まず、お母さん業界新聞の編集長をしました。その新聞は「お母さん夢を持とう」「お母さんすごいよ」を発信している新聞だったのですが、友達と一緒に金沢区・磯子区の地域版を作ってお母さん業界新聞を配りました。地域500部くらいを自分で配ります。仕事ではないけれど編集長をしているので、いろいろ地域の人に聞いてみたいなとなり、地域のママさんと繋がりができました。

 地域の知り合いが増えてきて、これをやることでカフェを開くことにもつながっていきました。このカフェでもイベント開催したり、この地域で何かを教えている方を紹介する場をつくったり、手づくりの物を委託販売したりなどしています。人を紹介したい気持ちが、全部連動しているのです。

 ママ夢ラジオもここからまた発展してつながりました。人を紹介していくと、この人はこんな凄いことをしているのだから、もっと違う様に発信できればいいのかなと思っていた時に、Facebookで「ラジオつくりませんか?」という高田さん(渋谷クロスFMプロデューサー)からの投げかけを見つけました。

それぞれの意志で動きながら一つになっている

Qそもそもその夢やビジョンを持つようになったきっかけは何ですか?そこにはどのような発見や出会いがありましたか?

たけおか:子どもが生まれてから5年間は専業主婦をしていました。それまでは看護師として働いていましたが、一旦仕事を辞めると再開する勇気が出ませんでした。というのも、実家は北海道で遠く、子どもに何かあった時に頼れる人がいないことが大きかったです。
 仕事を始める勇気は出なかったけど、仕事ではない何かを始めたい思いはありました。その中で私の夢って何だろうと考え始めました。

 それから、お母さん業界新聞の募集情報をみつけ、そこには「新聞は自分でも発信できるよ。何の経験なくても発信すれば編集長になれるよ。」と書いてありました。それで「社会との関わりができる、そんなに責任感もなく違う何者かになれる」というところに私は魅力を感じました。

 その次に「ラジオをつくりませんか」というFacebookの投稿を見つけました。ラジオの1個の枠はとても高くて半年間の契約でした。一人で出資するのは無理でしたが、今はみんなで集まって出資して、ラジオの枠を買っています。 そして昔ラジオのMCをやってみたかった人が手をあげたりしています。声を掛けたら、「ちょっとやってみたい」となり、「言えばできるんだ、よし、みんなで応援できる場所を創ろう」となりました。

記者:ラジオをやり続けてきた中で気づきはありましたか?

たけおか:1つのものを作り上げるのに時間がかかるので、まだ試行錯誤はしています。それが面白いなという感覚です。こんなこともできるんだねと最初はサークルみたいな活動だったけど、たくさんの方が集まってくれました。人が集まってきて、組織という事も考えるようになりました。
 プラットフォームとして、固定されたピラミッド型を創りたいのではなく、流動的で、それぞれの意志で動きながら一つになっている、というような組織をつくりたいんだと気が付きました。

 それも当初、一人で頑張ってしまって、一度私が崩壊しそうになった時があったからこそ気づいたことです。一人で凄い人数と連絡を取り合って、目の前の連絡で追われまくってしまい、家庭の方もおろそかになってしまうし、このままでは継続できないと思ったのです。目指しているものと何かが違うと感じました。
 ですので、ちゃんと手放すこと、人を信頼して、お願いして、任せること。そうしないと良いモノが入ってこないのです。このことがあって、どんな組織にするのかが大事だと思いました。

 役割はあったとしても、誰か一人が突っ走るのではなく、メンバー同士が話し合い、それぞれの自主性でお任せしてできるような状態をつくりました。そうして、私が手放して楽になったら取材の話などが来るようになりました。それまではやり始めた私が自由ではなかったから、「自由を目指してる」と言えませんでした。ですので、私自らが背中を見せるようにしました。

 それができたことによって、子どもたちにも、「やってみようとしてみたらやれちゃったよ。」というお母さんの背中を見せられました。子どもも新しいことにチャレンジすることをワクワク想像しながら、楽しんでいけるなと感じました。

好きなことでやってみたいことをしよう

Qその気づきや発見の背景は何ですか?

たけおか:小さい時は親に「手に職をつけた方が女性が自立できる」と言われ、人と話すのが好きだし看護師は合っているかもと思い、看護師になりました。それ以外の仕事はどういうものがあるのか、自分自身に合っている仕事は何かなど、自分で他の夢を考えたことがなかったのです。看護師は仕事としてはずっと続けることはできるけれど、本当に自分がやりたかったことは何なのか、自分の夢がよくわからなくなっていました。

 振り返ると、私は人と一緒に楽しいことをすることが好きでした。例えば、何かの余興であったり、結婚式の動画を作ったり、ダンスを指導したりなどが好きでした。責任があるところより盛り上げ隊長のポジションの方が好きで、楽しかったです。そういう役割が自分には合っていると思ったのです。これが仕事になるかどうかはわからなかったけれど、どうせやるのならば好きなことで、やってみたいことをしようと思い、今に至っています。

やってみたいという思いを我慢しない

Q最後に読者の方へのメッセージをお願いします

たけおかやってみたいという思いを我慢しないことが大事だと思います人生は一度きりです。私自身、我慢してきたことがいっぱいありました。夫の不規則な仕事の関係で、夫と話し合い妊娠後は仕事を辞め専業主婦になりました。専業主婦になり、自分で働いたお金じゃないからお金を自由に使うことに抵抗があったり、社会と離れている疎外感みたいなものがありました。自由に活動するのもいけないかなとも感じていました。

 「でも、私が我慢してもどうなんだろう?」という感じに段々なってきました。「あんまり我慢しすぎずに、楽しく生きたい。そういう家庭の人も多いだろうな。」と思って、そういう人たちに「こういう感じで楽しくやっているよ。」とお伝えできればいいかなと思っています。そしてその伝わった人がどこかで、「あんなに我慢したのは何だったの。」と、笑って話せるようになったらいいなと思います。

記者:のぞみさんの姿に刺激を受けて、たくさんのママさんが気づきをもらえそうですね。今日は貴重なお話をありがとうございました。

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【編集後記】
今回インタビューを担当した、戸來、高柳、善家です。
ママの夢・やってみたいを応援するのぞみさんのお話を伺って、私たちも心がワクワクしました!ママ達が笑顔で楽しくチャレンジするうしろ姿を見て、周りの家族も、家庭も、社会も夢いっぱいに変わっていきますね。ママの可能性を感じとても嬉しくなりました。のぞみさんの更なるご活躍を応援しています!

この記事はリライズ・ニュースマガジン”美しい時代をつくる人達”にも掲載されています。


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