見出し画像

客席を満員にして第九演奏会が開催できる普通の年末に戻そう

本年、現在のインフルエンザ患者は、昨年同時期の約300分の1と、非常に少ない。

もし、マスク着用等が功を奏しているなら、新型コロナウイルスも同様に抑制されていないとおかしい。

しかし、新コロは感染拡大局面と、連日、騒がれている。

ならば、新コロの『強い干渉』によって、インフルが抑制されたのだろうか?

だとすれば、いわゆる第三波の感染拡大によって、新コロは今回も、すでに充分な集団免疫を整えることができた、とも考えられる。

実際のところ、政府は11月初めから、海外からの入国制限を緩和していたから、いわゆる第三波の感染拡大は海外由来なのかも知れない。

海外から、変異型のウイルスを入れるのは、実は良いことで、結果的に免疫を更新することに繋がり、その後のさらなる変異型にも対抗し得る「健康」を、人びとが手に入れることになる。

間違えてはいけない。私たちは、エボラ熱のような強毒性ウイルス感染症の話をしているのではない。コロナウイルスという概して大人しいウイルスの話をしている。

エボラウイルスの致死率は平均して50%。潜伏期間は2日から21日で、免疫がない限り100%発症する。

つまり、エボラウイルスに感染すると、早ければ2日で発症して動けなくなり、半数のケースで死亡してしまうから、ウイルスは広範囲に拡散しない。

それゆえ、エボラウイルスの場合は、その強毒性から、何より感染しない/させないことが極めて重要で、感染発生地点を、すっぽり蓋をかぶせるように封鎖して、完全に閉じ込める対応を執ることが大事。

いっぽう、コロナウイルスは弱毒性で大人しいので、感染しても自分が持つ自然免疫の働きでウイルスの増殖が抑えられ、発症しないか、発症しても軽症で快癒するケースがほとんど。

なので、新コロを含めコロナウイルスは、感染→発症のリスクがあっても、思い切ってウイルスを広く拡散させてしまって、集団免疫を形成するに至らせるほうが、結果的に収束を早め、難なくやり過ごせる。

すなわち、新コロについては本来、あれこれ対策を講じずに、何もしないで放置しておくのが良い。

厚労省が当初から説いているように、新型コロナウイルス感染症はウイルス性の風邪の一種なのだから、基本的には、いわゆる風邪っぴきをやり過ごす要領で対応すれば良い。

画像1

昔から『風邪は万病のもと』と言われ、お年寄りは免疫が下がっているので、フツーの風邪でも、こじらせて亡くなってしまうことがあったから、お年寄りのいる家は、風邪と言えども侮らずに、しっかり対策を講じたものだ。病中病後のかたがいる家も同じ。小さな子どもさんにも、当然、配慮してきた。

新コロの対応は、風邪に対して昔からやってきたようにやり、やってこなかったことはやらず、風邪に対するのと同じように向き合えば良いだけの話。

それと、年末年始恒例の忘年会・クリスマスパーティー・新年会、そして帰省旅行、どれも例年どおり、大いにやったほうが良い。書き入れ時の飲食店をフル回転させ、どんどん交通機関を利用し、がんがんガソリンを消費し、うきうき観光を活性化。

ベートベン交響曲第九番の演奏会も、あちらこちらで客席を満員にして、Full Standing Ovation……