見出し画像

【二人目のトイレトレーニング】その②


その1はこちらから↓

紆余曲折を得て、息子のトイレトレーニングを再開。

目標を掲げ、親である大人を奮い立たせて再開したはいいものの、息子の心の中には当然変化もなし。相変わらずトイレは大嫌いであり、禁句に近い。

さてさてどうしたものか?

私は体調不良、ママは体調絶不調で寝込んでいる。ちょどその頃ちょっとだけ元気だった私、そしてトイレトレーニング真っ只中の息子、そして、トイレトレーニング経験者といっていいのか6歳の娘は元気にピンピンしていた。

「よーし、じゃあまずはトイレに行ったらシールを貼れるようにトイトレシートを作ろう」ということでシートを作成。

ガーン・・・シールないじゃん!と思ったのですが、ここはスタンプで代用可ですね。

息子は意味がわかっていないが、「なんか一緒に作業できる」ということでご機嫌で自分のトイトレシートを作成。

よし、まず準備は整った。

さて、「やろう!」と言ったものの、トイレは拒否、オムツあるから!の一点張り。どうしたらいいのだろうか?

私はとりあえず促してみた。

私「息子ちゃん、トイレ行く?」

息子「行かない!オムツあるから!」

その日からこの繰り返しである。

事あるごとに眼が合えば「トイレ行く?」

「行かなーい!オムツあるからー」ずっとこの平行線である。

横から娘も「息子ちゃんトイレ行こうよー」と促してくれたり「トイレ怖くないよー」「トイレ楽しいよー」と沢山声がけをしてくれて加勢してくれている。

それでも「オムツがあるから」と頑なに拒否。

これじゃあラチがあかんなあと思った私は少し強引、いや、かなり強引ではあるが、強制的にトイレに座らせることに。

実は息子は夏の少しの間にトイレに座るということは何度か成功しており、未経験ではなかったため、ブランクがあったというのが正しい。

それでもこのまま声がけだけでは多分一生こないだろうな。と思ったので思いっきり泣きじゃくっていたが、思いっきり嫌がっていたが半ば強制的にトイレに連れて行く。

多分、育児書とかには「嫌がる時は無理に連れて行かなくていい」みたいな事を書いていると思うのですが、それは正解であり、間違いでもあると私は思います。

なぜなら子どもに優しくするのはもちろなのですが、子どもは優しくされればその優しさを安心と取ります。さらに行くと優しい方が安全だから優しい人にはここまでのワガママが通用すると考えているのです。

もちろん、子どもにとって優しいは大事です。我が家で言えば、パパ、ママ、娘3人共が同じ様に怒れば息子ちゃんは逃げ場がなくなってしまいます。

だから怒っても必ず誰かのところには行けるようにするのです。

もちろん、それでも息子ちゃんが完全に悪い場合はみんなから怒られますが、それは仕方ありません。でも、優しい人の所に寄り添える形があれば、“強引な”形も使えるのです。

パパに強引に連れて行かれる→大泣きして行きたくなかったよーとママに駆け寄る→ママから「でも、トイレ頑張ろうよ」となだめられる→娘のところに行き「トイレ楽しかったでしょ?遊ぼう」と言ってもらえる。

だから“強引な”方法を使うことが出来るのです。

寄り添うことも大事ですが、ずっと平行線をたどる場合はこの方法試してみてください。

一人しかいない時は少しフォローが大変かもしれませんが、子どもは大人の“本気度”を見ています。

「大泣きしているところを強引に」と書くと可哀想って思われるかもしれませんが、子どもに「大人はこれだけ本気なんだよ?」というのを見せつけるのも大事かもしれませんね。

結局そんな大泣き半ば強制でスタートした息子のトイレトレーニングですが、気がつけばその強引に連れて行ったパパとトイレに行く回数が増えることに。

顔を見合わせるたびに「トイレ行くか?」「行かない!」

ちょっと時間が空いたら「トイレ行こう」「行かない!」

朝起きてすぐ「トイレ行くで」「行かない!」

そんな調子だった息子も「パパと行くからママとは行かない」という程に。

そんなある日、泣きじゃくってトイレに入った息子はたまたま興奮しすぎでおしっこを成功!!

「おおお!!!成功したじゃん!!出来たじゃん!!すごいすごい!!」もちろん、ここは褒めちぎる。褒めまくる、この1回、このまぐれ成功の1回がどれだけ大変なことか。この1回があれば希望が出てくる。成功したという結果があると子どもは自身に繋がるんだ。

ただ、おしっこはたまたま成功する。でも毎日魂のぶつかり合いをしている親にとってはこれほど嬉しい事はないのです。

まだまだオムツを履いていたい息子は「出来ない」と言っていましたが、成功したのは事実なのです、まぐれだろうと偶然だろうとこの0から1が大事なのです。

だって、この成功はトイレに行かないと達成出来ないじゃないですか。

強引でも、優しくでも、大人が本気になればトイレに子どもは行くのです。

この記事を読んで「よーし、私も強引に連れていくぞ」とは思わないでくださいね。

強引さが大事なのは時と場合です。

一番いいのは子どもがトイレに興味を持って自然と行ってくれることです。

我が家も一人目の時はちゃんと絵本とか活用しましたから(笑)

でも、長らく壁を突破出来ない状況が続くのであれば試してみてもいいかもしれませんね。くれぐれもフォローは忘れずにしてあげてくださいね。

あくまで子どもの“自信をつける”“トイレに行けるという結果”が重要なのです。

我が家もまだ道半ばです。

引き続き奮闘記書いていきますね。

この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

子どもの成長記録

あなたの応援に感謝です。あなたのサポートでハンドメイド用の資材を買ってより多くの方に『大人が笑えば子も笑う』の気持ちを届けたいと思います。