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FASTALERTだけじゃない!JX通信社の報道DXソリューション”情勢調査”のご紹介

JX通信社では報道機関の皆様へ、FASTALERT以外にもソリューションを提供しております。

「報道DX部門」がご提供するDXソリューションについてご紹介いたします。

今回は、報道DXソリューションのひとつである”情勢調査”についてご紹介いたします。主に、全国の新聞社様や、政党・議員のみなさま、研究機関でご活用いただくなど、幅広いお客様にご愛顧いただいているDXソリューションとなります。

本ページの最後に、情勢調査をご活用いただいている地方新聞紙A社様の事例をご紹介いたします。ぜひ最後までご覧ください。

<JX通信社”情勢調査”に関するお問い合わせはこちら>

JX通信社の”情勢調査”=「高精度で低コスト」な電話調査

JX通信社の"情勢調査"は、低コストながら精度の高い電話調査です。

電話調査は大きく2つの手法に分けられます。一つが、「オペレーター調査」、もう一つは「オートコール調査」です。それぞれ解説します。

「オペレーター調査」は、文字通り、オペレーターが人力で電話をして調査します。この手法では、人が実際に電話しているので、回答してもらえやすく、回答者の偏りが少ない、というメリットがあります。一方で、人件費を中心にコストがかかるというデメリットがあります。

「オートコール調査」は、機械で行う調査のことです。この手法は、人力ではなく機械による調査のため、コストが低いことが特徴です。一方で、いわゆる自動音声による調査のため、回答してもらいづらく、回答者が高齢者に偏るというデメリットがあり、精度に難があるとされています。

JX通信社では、この「オートコール調査」のデメリットを当社独自の技術で改善することで、高精度なオートコール調査を実現しました。

JX通信社独自のテクノロジーのポイント

この「高精度なオートコール調査」のポイントは3点です。

1点目は「調査結果の偏りが少ない」点です。

2019年北海道知事選挙での比較

高齢者へ偏りがちであったオートコール調査において、古い名簿や電話帳などに依拠せず、電話番号をランダムに生成して架電することで、人力に近い年齢バランスでの調査に成功しました。

また、さまざまな端末・回線に対応した聞き取りやすい合成音声や、これまでに蓄積した知見を活かし、受け手の協力を得やすく、正確な結果につながる調査設計を実現しました。

2点目は「構造的に調査不正の余地がない」という点です。

JX通信社の情勢調査は、「不正の余地がない」構造

オートコール調査は、大まかに以下3つの作業があります。

①電話番号の抽出②対象番号への架電③回答の回収

JX通信社のオートコール調査は、この3つの作業をすべてシステム化し、自動で行っています。また、システムは外注せず内製で開発をしています。そのため、構造的に調査不正を行う余地がない調査となっています。

3点目は「機械化で低コストを実現」した点です。

機械化により低コストを実現

先ほどの点でご紹介した通り、作業をすべてシステム化し、自動で行っています。オペレーター調査で必要となる人件費をカットできるため、コストを最大で1/10まで圧縮することができます。

他にも、まだ投票態度を明らかにしていない”態度未定者”の動きを捉える「予測モデル」も提供しています。

2022年久留米市長選挙での予測モデルの成果

「予測モデル」の結果は、人口が少なく誤差が出やすいとされた沖縄・名護市長選挙や、保守分裂により大接戦となった福岡・久留米市長選挙などで活用され、得票率の予想に役立ちました。

実際のご活用事例

地方新聞紙A社様では、この”情勢調査”を、国会議員の補欠選挙でご活用いただきました。

与党が公認する元職と、現職の後継者である野党統一候補との争いになったこの選挙は、当時の内閣が発足してから初の国政選挙となり、注目が集まりました。

この選挙では、選挙期間中に複数回の調査を実施。選挙区内をブロックに分け、詳しい情勢を調査しました。

また、結果を調査毎に可視化し、その変化をご確認いただける特設ページを開設。データとテクノロジーを生かした新しい選挙報道を展開しました。

最後に

JX通信社では、報道現場の皆様に役立つサービスを提供しておりますが、まだまだ知られていないソリューションもございます。
例えば、「FASTALERT」アプリ版もご提供差し上げております。
アプリ版FASTALERTは、「外出先で簡単にFASTALERTを確認できると嬉しい」というご要望をいただき、「アプリ版FASTALERT」のご提供を開始したものです。多くの現場の皆様にご評価いただき、導入が進んでおります。

アプリ版の無料トライアルを承っておりますので、台風による風水害に備えて、トライアルはいかがでしょうか。

<JX通信社”FASTALERT”に関するお問い合わせはこちら>

今回は、弊社の報道DXソリューションの中から、”情勢調査”をご紹介しました。
その他にも報道DXソリューションをご提供させていただいておりますので、こちらのFASTALERTのコラムページで順次ご紹介させていただきます。

ぜひ、ご興味のある方はお問い合わせください。
<JX通信社”情勢調査”に関するお問い合わせはこちら>