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あなたが話をしている相手はだれですか?

わたしには弱視と難聴がある。

初対面の人とお店や病院などで話をするとき、悲しい気持ちになるときがある。

難聴があると、聞き返してしまう場面が結構ある。

そんなとき、もしわたしと一緒に誰かが隣にいた場合、話をしている相手の人は、1度聞き返されたらすぐに隣の人に向かって話し出すことがある。

ひとりふたりではなく、そういう経験を結構してきた。

身体の向きを変え、完全に隣の人と話を進めようとする。

目線ももうわたしを向いていない。

話をする相手はわたしなのに。

だから、隣にいる人は通訳のような役目になる。

話す相手の人が諦めないで、わたしのほうを見て話してくれれば、2回目は聞き取れるかもしれないのに、完全に諦められて、わたしと話そうとしなければ、なぜか隣の人と通訳越しに会話になるのだ。

何度も会う人なら、「いや、聞き返して申し訳ないですが、もう一度はっきり話してください」と伝えられる。

でも、初対面で一回きり、もうその人はわたしと話す気がなく、隣の人に話しかけてしまっていたら、伝えられないこともある。

想像してみてほしいこと…話の相手は自分なのに、もう自分のほうをまったく見られなかったらどんな気持ち?

やっぱりわたしと同じようにどこかさびしく感じないだろうか?

声のボリュームを少し変えたり、はっきり話してみても伝わらなったら、一緒にいる人に聞いてくれるのももちろんいいと思う。

でも、顔はこっちを見てほしい。身体の向きを変えないで。

あなたの話す相手はわたしです😢

覚えておいてほしいです。耳が聞こえにくくなることは、だれにでもあること。

高齢の人も聞き返す人は多い。

どうか、向きを変えず、その人の顔をみて。


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