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画像の馬の足、めっちゃ一生懸命走ってるや
ん。

やれやれ。

一生懸命は、そんなに良いものでしょうか？

美徳？
悪徳？

一生懸命やったら、何とかなるって思って
思いがちだけど、
実は、周りを巻き込んで、何とかなっている
ようにしているだけとしたら？

それって、健全なのだろうか？

私は、時間どうりに来る電車が苦手だ。
どうして、そんなに時間にぴったりにホーム
に電車が入って来るのか。

それが当たり前の日常。

定刻に来る電車を見るたび、足元のアスファルトに向かって、ひとりごちる。

(ちぇっ、また時間通りかよ。)

入りきらない人を押し込んででも、あと一歩で間に合いそうな人を置き去りにしてでも出
発する時間通りへの執念と一生懸命さを感じて、うんざりし、息苦しくなる。


一方で、交通渋滞の影響を受けまくるバス。
バスの運転手の苛立ちが半端ない。

定刻通りになるわけないのに、定刻通りに
運行させようとするから、運転手のストレス
は半端ない。

老人、子どもお構いなしに、ひどい態度を
取る運転手を何度見てきたか。

結局、そういう事になる。

どこかで無理な事を無理やり実現させた一生
懸命は、どこかで当たり前化する。
当たり前化した結果、一生懸命が当たり前に
なる。
そうすると、一生懸命にやる事が当たり前になる。

で、どうなる？

こうなる。
一生懸命やらない奴は、サボっている。
となる。
そして、その当たり前の実現を阻害する事態
が発生すると、当たり散らす。
相手が老人でも子どもでも。

違う違う。

一生懸命やっていない時が日常で、時々、一
生懸命になるのが本来の姿ではないだろう
か。

ライオンは獲物もいないのに、必死に走って一日中狩りをしているのか？
獲物が現れた時だけ、一生懸命に追いかける
のではないだろうか？
獲物がいない時に木陰で横になっているのは
サボりなのだろうか？

生き物界のトップに君臨する人間様は、ライオンの様な下等動物とは違う？


一生懸命は美徳？悪徳？

どっちでも良いけど、
私はまずは、自分が一生懸命やりすぎない様
に客観的でいたいのだ。

他人を阻害視せずにいらる程度に。
他人に期待しない程度に。

というぐらいの塩梅で。