ベトナムタインホア省は、ベトナム全体の地形の北中部地域に位置する省で、ベトナム首都ハノイから南に車で2時間30分ぐらいの距離に省都タインホア市がある。

ベトナム政府から見ると多くの国が再び労働者の受け入れを再開した後、これまでのところ、特に、タインホア省の労働力輸出の仕事は、全国的に多くの堅調に前向きな兆候を示している。

たとえば、オーストラリア、ニュージーランド、カナダは、COVID-19 パンデミック後の経済回復のニーズを満たすために、外国人労働者をさらに積極的に受入れを拡大する方向にある。

日本と韓国では、両国が署名したプログラムに加えて、ベトナムからの質の高い熟練した人材の誘致も促進している。

特に、オーストラリア市場では、これまでベトナム政府と労働傷病兵社会問題省 (LOL、Invalids and Social Affairs) が実施したプログラムは 1 つだけで、オーストラリアの実務上の弱点でもあった。

現在、労働傷病兵社会問題省は、オーストラリアの農業部門で働くために労働者を派遣する契約に署名するために交渉を続けている。

伝統的な国際労働市場、台湾(中語)、日本、韓国に加えて、ベトナム人労働者全般、特にタインホア省では、ベトナムで海外で働く機会を得るための地位、スキル、資格を徐々に、拡大してきた。

これは、2023年に 5,000人以上を海外に派遣するというタインホア省の目標が完全に実現可能であることを示している。

2022年から2023年2月末までの統計によると、タインホア省は台湾 (中国)、日本、韓国などの主要市場に焦点を当てて、12,390人の労働者を海外労働市場に派遣してきた。

以前は、国際企業では、採用のために人材会社に依頼して、多くのチャネルを設定する必要だったが、今では、海外で働く必要があると考えているベトナム人本人とご家族が増えているため、採用が容易になってきていると報道されている。

採用基準が厳しくなり、基準が下げられてきている。退職時期や退職費用のリスクも下がり、従業員へのローン支援制度があり、給与制度だけでなく昇給もあり、従業員の収入がアップしてきているという。

さらに、日本企業には多くの優遇政策があり、3年間の契約期間が終了した後、労働者がニーズを満たし、そのニーズを完全に満たすと、熟練度と専門的な技能実習3号プログラム及び特定技能プログラムの下で、さらに2〜5年間、またとりわけ中には10年間まで、延長が可能である。

日本の企業は労働力に非常に「渇望」しており、1人あたり月額 2,000万VNDから 4,000万VND(日本円で約114千円から228千円ぐらい) の給与を提供している。

タインホア省の労働力供給は大きな可能性を秘めていますが、基本的に受入国の要件を満たしている。

日本は、タインホア省を含むベトナムで多くのプロジェクトに投資しているため、帰国した海外労働者は、比較的容易に仕事を見つけることができている。

韓国では、E7 ビザ (韓国政府が韓国の元の産業の熟練した経験豊富な労働者に付与するビザの種類) の場合、労働者は韓国に定住し、親族に仕事を提供し、後援する恩恵を受けられる。

良好な福利厚生、月給 6,000万から7,000 万VND(日本円で約342千円から399千円ぐらい)である。

このタイプのビザを取得するには、労働者は次の条件を満たしている必要がある。

①特定の企業で働くことが保障されている。②月給190万ウォン(日本円で約195千円ぐらい) 以上の労働契約を結んでいる者 個人所得税コードを持っている必要がある。
（韓国でのビジネスの完全で明確な雇用契約を結んでいる）
③研究分野で少なくとも3年間の実務経験が必要である。

統計によると、現在、期間を定めて海外で働くタインホア省出身の海外労働従業員の総数は32,800人を超えている。

主に次の海外労働市場に焦点を当てている。

台湾 (従業員 13,000人)
日本 (従業員   8,700人)
韓国 (従業員   7,900人)
その他の国 (従業員 3,200人)

熟練労働者は約60%を占め、主に機械工、溶接工、足場工、タイル張り工、縫製工、看護師、看護助手、家政婦である。

特に、従業員の約5%は大卒者であり、建設工学、機械工学、機械製造、情報科学、看護の分野で海外で働いている。残りは未熟練労働者である。

〜 次回に続きます 〜

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