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k村
2023年8月21日 05:55
平日の朝7時乗る車両は決まってる降りるドアも決まってる何事もなく穏やかにマナーとおもいやり胸に頼むから目的地へ突然の急停車説教し始めるおやじ優先席で寝る男性叩き起こす女互いの汗が絡み合う遅延で始まる一週間平日昼下がりの三鷹程よく空いてる車両突然怒鳴り散らす輩対面いてもシカトする私立の制服小学生メンタルつよつよ女子大生週末家路に
2023年3月6日 08:24
夜なのもあるだろうか新しいビルが立ったからだろうか久しぶりに降りた駅は驚くほど他人行儀だった偶然の乗り換えミスに意味をもたせたい私は見慣れた道をあてもなく歩くふと記憶の波に攫われそうになるのはまだ私の一部がここにあるせいだ東京は狭くて人も多いわりに不思議なくらい知り合いに会わないでもそれはきっと気づいていないだけでもしくは気づかないようにしているだけで実際は
2022年8月3日 17:21
今から約50年前に「それ」は生まれた。高度経済成長、バブル崩壊を経て、働き方やライフスタイルの変化をコロナ禍がさらに後押しする2022年現在。今こそ求められるコンセプト、デザイン性、その実用性に、やっと時代が追いついたようにも思える。しかしそんなタイミングで「それ」の取り壊しが決まるという数奇な運命は、一体なにを意味するのだろう。内部見学会に行った際に購入したパンフレット(復刻版)
2022年1月9日 21:33
急勾配に息があがる少しペースを上げて夜の繁華街を抜ける歩道橋を渡るその瞬間肺いっぱいに取り込む空気が鼻をついてむせかえるそれは春のいぶきでも 秋の金木犀でもない吐き気をもよおすドブ川のにおいとそれを誤魔化す塩素のにおい黒く濁った水から立ち込める臭気はいつも私が東京に生きてることを自覚させるここを通るたび試されてるような気になるのだドブ川から風情を