THECREATIVEACADEMY超実践コースで学んでます

今年の春から、The Breakthrough Company GOの超実践コースで学んでます。期間は9月までの半年間。幅広いクリエイティブに関わる著名人による月二回の講義と個人課題。更に半年で2回のチーム課題に取り組みます。
只今最後のチーム課題に取り組んでいる訳ですが、一言でいうととても楽しく実りある時間を過ごしているので、復習もかねて記録に残そうと思います。
ちなみに講座概要はこんな感じ。

なぜ受講を決めたのか?

私は建築を専門にしているのですが、映像制作もライフワークでやっていることもあり、クリエイティブの分野に幅広く関心があったということが一番の理由です。この講座は業界の第一線で活躍しているクリエイターや、企業の広報担当の方から話が聴けるということで、自分の知見を広げたいと思ったのです。更に、GO代表の三浦崇宏さんの本「超クリエイティブ」を読んでいて、企画の核心的な部分にアプローチをしたクリエイティブの事業を展開されていることを知り、とても関心を持ったのです。建築の企画系の仕事をしているので、課題の本質をつかみ、新しい価値を提案するという部分は業界関わらず学ぶことがあるという確信がありました。クリエイティブの力で新しい見方をし、価値を与えるということは、自分が人生をかけてやっていきたいことでもあるので、共感ポイントが多かったのです。

スタンダードコースか超実践コースかの選択

スタンダードコースは講義聴講メインで10万円。超実践コースは課題提出のフィードバックと参加者同士のチーム課題があり、30万円。この選択は結構迷いました。ほかの講座で既に数十万の自己投資をしていたから。。でも、せっかくやるならトコトン学び、他業種の方との繋がりもつくれたら良いなと思い超実践コースを選択しました!結果、良い選択だったと思います。チーム課題の前半戦はすでに終了したのですが、チーム課題がとにかく濃い時間で仲間が出来ました。「笑える革命」をテーマに、身近な社会課題を解決するというテーマで、2か月くらいMTGを重ね、最後プレゼンをしました。
メンバーは、大学生2人(なんと、金沢と関西から参加されている、とてもやる気のある素晴らしい学生、、)経営コンサルタント、クリエイティブディレクター、自動車メーカー開発職という幅広いバックグラウンドが集まりました。みんなの意見を大切にしすぎて、最後の表現の部分に時間がさけなかったのは反省ですが、夫々が課題に貢献出来てとても良いチームだったと思います。私は、たまたまリーダーをやらせて頂いたのですが、素晴らしい仲間に感謝です!この写真は発表後に三浦さんと、メンバーで。
みんないい顔している!


ちなみに「笑える革命」とは、長年NHKプロフェッショナル仕事の流儀(私が大好きなやつ!!!!)の制作に携われて、現在は幅広いジャンルで笑える革命的ソーシャルアクションを実現している「小国士郎」さんの本です。詳細はまた別の記事に描きますが、「社会課題を、北風のアプローチではなく、太陽のアプローチで解決すること」をテーマとしており、めちゃくちゃ前向きなスタンスを、あらゆる企画の際意識したいと思いました。ちなみに私たちのチームは、フードロス、家庭関係、ペット等々・・様々なテーマを検討したのですが、原体験のインサイトが企画にめっちゃ大事だというアドバイスから、「コロナ太り」を社会課題にしました。

受講してみての感想

一番印象的だったのは、事業の核心的な部分のクリエイティブの重要性。表現のデザイン的な部分も、もちろん大事だけど、それ以上に、やはり企画の本質が大事。そもそも、前提のインサイトが正しいのか?実現したことによる社会へのインパクトはどれくらいあるのか、課題に真摯に向き合うことになります。超実践コースでは、GOで働いている人をメンターとして、リアルなアドバイスが頂けるので、新しい見方を頂き日々刺激的です。参加者は広告関係者以外にも幅広く、初回の講義で三浦さんがおっしゃっていた、広告業界以外の業界でもクリエイティブディレクションの考え方が活きる、という言葉の意味を日に日に感じています。広告業界の第一線で活躍している方の、個人課題の発表はプレゼン資料も見ごたえがあり、わかりやすく、それを観るのも勉強になります。
社会状況を正確にとらえ、課題の本質をとらえる、緻密で論理的な側面と、「心を動かす」ために人の感情によりそう側面とどっちもあって完成される企画なんだなぁと感じています。今、繊細さんという言葉をよく耳にしますが、人の心に敏感な性質は、時に現代社会で生きづらさを感じるけれど、共感のビジネスで大いに力になると感じました。自分自身がその性質があるので、プラスに活かしていきたいです。

夢の続きを、始めよう。

宇宙兄弟の好きな言葉のひとつです。こんな想いでこの講座に集まってきている参加者も多いんじゃないかなぁって思います。実際に講師陣は、博報堂等いわゆる一流企業出身で転職・独立された方が多いのですが、その中でも、最初は希望のクリエイティブの部署じゃなくて悔しさをバネに努力で昇りつめたという方が意外と多いことが印象的で勇気をもらえます。華やかな仕事の背景には、膨大な事例のインプットとアウトプットを重ねてきたという努力の賜物であることも感じられました。全国から、飛行機・新幹線・夜行バスで講座のために参加している受講生もいて、みんな色々な背景があるけれど「クリエイティブを学びたい」という熱い想いで参加してます。将来この仲間と一緒に仕事が出来る日が良いなと思います。実は私、かつては佐藤可士和に憧れ、美大のグラフィックデザインを目指していたことがあります。絵が下手で撃沈。挫折したこともあり、美大には進まなかったのですが、10年たった今、こうやって導かれるようにクリエイティブの世界に触れている。点が線になるような感覚で、なんだか感慨深い。何よりこうやって、学べる環境に出会えて感謝です。講座は残り1か月。目標はチーム課題で1位をとること。今回も素敵なメンバーに恵まれているのでラストやりきります!!

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