初妄想:だれしも発展途上なのであります

どんな発展を目指すのか。「幸福」を常々最大限の目的にしていたはず。幸福になれるためにどんな行動目標を立てるのか。その発展に向けて動き出します。

幸福:欲求が満たされている状態、その際に生ずる満足感、いかなる欲求によっても心が乱されない境地、個人か全体かの主眼によって変わってくる幸福感、不幸を最小限にすれば幸福を呼べる、道徳に則り有徳な生活をしていれば幸福を受けるに値する存在となる、・・・(インターネット上での検索抜粋)

「幸福」を検索するだけで様々な解釈があり、反目しあう定義もうかがえます。ただ、個が幸せと思う瞬間の積み重ねが全体の幸せにつながるのは、どれも異論はないのだろうと思うのです。

個が幸せであろうと動き出すとき、周りの人々が様々に手を貸す。「あなたの幸せは私たちの幸せ」として受け入れる。それが発展として映るのです。

参照記事の内容では、「腐敗度が低く平等に近く他者への信頼度が高い」と幸福感が増すように読み取れます。

賃金が低く経済の伸びがささやかで失業率が高くとも、貧富の格差がすくなく互いに手を差し伸べやすい環境、それが幸福を呼ぶ、とも読み取れます。

日本は、2022年以降、ささやかな経済成長となっていく予測もあります。劇的に経済成長を果たす発展途上ではないとみる向きも多いと思います。

少子高齢をあるがまま受け入れ、社会が分断されるような無理をしないで、互いに手を差し伸べらる距離感を保ちながら、その時々にできることを積み重ね、互いに足したり引いたりしながら、個の幸せを伸ばしていく社会。

どうやら、そこにたどり着けば全体の幸福が得られるのではと "初妄想" しているところです。


#日経COMEMO #NIKKEI

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