ちほうのまんなか、このゆびとぉ~まれ

「私も過疎地を捨てるつもり」。歌になりそうなフレーズ。

「でも、”まんなか”はシャッター街」。これも詩になりソナ予感。

「だれもいない”マチ”」。それはそれで、深く感じ入るのです。

「生き抜いた後の、”曲がりくねった背骨”を撫でる」ように、商店街を歩いてみます。

輸血が必要で総額約3兆円。その輸血の効果を試すように、様々なイベントが真冬の花火のように消えて散ります。

「このゆびとぉ~まれ」。節くれだった屈折した乾いた指に、だれがとまるのか。過疎地のお年寄りがしがみ付くによう止まる光景が目に浮かびます。バランスを崩し、みながコケてしまわぬように、再び輸血が始まります。

商店街活性化活動に参加していた頃から、変わらない街並み。様々な活性化手法の歴史の跡をたどって感じた思いです。


「中心街活性化に3兆円」日経新聞(下記リンク参照)



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