今までの「常識」は何だったのか

今まで習ってきた「江戸時代、士農工商の身分は厳格に定められていた」という常識は、何だったのか^^;
……というくらい、藩士(正規の武士)は結構郷士・商家を頼っていたのでは?という形跡が、今回多々見つかっています。

実は日曜日に、須賀川市立博物館で開催されていた「文字の力」展に、足を運んでまいりました。

企画そのものの感想は、後日きちんと記事にしますが、私がびっくりしたのは「商人」の底力。
上記の写真は、企画のパンフレットから拝借した画像です。
さらっと市立博物館のパンフにそのバックボーンが解説されていますが、当時の「商人」はこれくらいの力を持っていました。

多代女さん+「谷文晁」(江戸時代末期の南画家として有名)の組み合わせができるって、凄すぎるでしょう(笑)。
多代女については、以前に「地元の俳人」として取り上げたことがあります。

多代女は市原家の家業の一つ、「ちりめん問屋の大奥様」の顔も持っていたわけですが、それにしても、ゴージャス過ぎる人脈です。
今までの「商人」に対する評価は、かなり見直さなければならないのでは?
そんな風に感じることの多い、今日このごろです。

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