#56 笑ってたいね!

 こんにちは、鏑木澪です。

 久しぶりに邦画を観ました!

地獄の花園』です。

 数日前に、
「テンポの速い曲が聴けなくなってきた」といっていた人間とは思えません。

 私は高校まで対戦競技をしていました。
 ゲームも「対戦型格闘ゲーム」と呼ばれるものを好んでいた時期があり、アクション系の作品も好きです。


 主題歌は、LiSAさんが歌われています。
 作詞もされていますね。
 作曲・編曲は、B'zの松本孝弘さんです。

 もう、「さすが!」のサウンドになっています。


 ここ数年、実写映画もドラマもめっきり観なくなっていました。

 一時期、やたら熱心に観すぎた時期があったせいか、
「ちょっと観る気がしないんだよな」
 そう思うことが多かったです。


 こちらの映画は、特にマークしていたとかではありません。
 急に、おすすめのトップに出ていたのを見た時に

「わお! 勢揃いじゃん!」

 個人的に好きな演者さんが並んでいたので、
 とりあえず予告を観て、
(私は、映画の予告を観るのが趣味といっても過言ではありません←)

「おぉ。なんかいいんじゃん?(カオス好きよ)」

 脚本がバカリズムさんというところに、謎の安心感を覚え、
 監督の関和亮さんには、「この人、映画も撮るのか(MVの印象が強い)」なんて思いながら、観ることにしました。


 ここから、映画を観た感想を書いていきます。
 私は、「感想文」的なものが苦手なので、
「作品をきっかけに思いついたこと」を垂れ流す習性があります。
(一般的な「感想文」を期待しないでください)

 ネタバレの予定はないのですが、基準は人それぞれです。
 私のネタバレの基準は世間の常識から外れていると思われますので、読む方は自己責任でお願いします。

 れっつ、ごー。



 脚本(物語の構成)については、
「王道展開」という印象を受けました。
(決して「面白くない」という意味ではありません)

 私は「脚本の書き方」みたいなものを少しだけ齧った人間です。
 齧ってしまってからは、世の中のあらゆる”映画”を観る時に
「脚本の構成はどうなっているか」
 これを気にせずにはいられない呪いにかかってしまいました。

 脚本のページ数でいうとこの辺り、
 この尺の映画ではこの分数までに、

 この展開が必要。

 私のなかに、そういうラインがあります。
 ほとんどの映画の脚本を実際に見ることは困難なので、尺を見る以外は全て私の勝手な妄想です。

 物語にはいくつか種類があるわけですが、それに応じて、
「このタイミングでは、このようなエピソードを挟みましょう」
 そんなルールのようなものが存在しています。

 物語における”文脈”です。

 この作品は、はちゃめちゃなことをやっているようで、そこのところがしっかり守られているので、

「違和感と説得力が同居している」

 そんな印象を受けました。
 だから、面白いんですよね。

 そして、それを魅せる映像の力が素晴らしいです。

 丁寧に作られています。

 アクション映画は、カメラワーク、映像表現の影響が大きくでるジャンルだと思います。
 申し訳ないのですが、やはり「映像のしょぼいアクションは、観てられん」と思うことがあります。

 なにを基準に「しょぼい」とするかは、難しいところがあります。
 好みによるところも大きいです。

 美しい映像を撮ればいいとか
 大人数で迫力出せばいいとか

 そういう単純な話ではないと思います。

 いずれ映像作品を作ってみたいと思っている身としては、
「勉強するぞ!」と思っている映像表現ですが、既存の作品の解説をいくつか読んだり、聞いたりして、

「まぁ、この作品におけるそれの必要性はわかったけど、いまいち応用の仕方がわからない(たぶん、なにも理解できていない)」

 そんな、絶望的な理解力を発揮してしまっているので、
「雰囲気いいのはわかるんだ! 私、こういうの好きなんだ!」
 そう感じているものはありますが、その正体については今のところ不明です。

 ちなみに、この作品の表現はわりと好みです!

 どこが好きなのかわからないので、何度も観て分析していこうと思います。


 あ、予告や本編を観た方はご存じだと思いますが、

 この作品、「コメディ」です。

 どうして私は、「アクション映画」のていで話しているのだろうか。。。
(両立しているし、それが説得力だと思うんだよ←)

 OLが拳でやり合っているなんて、そんなことあり得ないのですが、
 違うものではよくやり合っているし、競い合っているじゃないですか。
(OLに限らず、人間とはそういうもの)

 面と向かってやり合ってるので、清々しくていいなとか
 私は縦社会の良い所が好きなので、気持ちがいいなとか

 まぁ、とにかく、面白かったです。
「そっか、こうすればいいのか!」と勉強になりました。


「文脈が守られている」ということは、ある程度「展開が読める」といえます。

 正直、個人的に「予想外の展開」はありませんでした。
(構造から考えて「このような展開になるだろう」と予想したところから外れなかったという意味です。予想の範囲が広い上に、どれかのパターンに当てはまらないと私のなかの「文脈」から外れたことになります)

 エピソードが、命。

 これだな、と改めて思いました。
 感動です。


 そう、この記事は、

「なんか久しぶりに、良い邦画に出会えた!」

 と思ったので、観終わってから勢いで書いています。
(「このところ良い作品がなかった」という意味ではありません。単に私がしばらく邦画を観ていなかっただけです)

 この状況から察している方もいらっしゃると思いますが、

 曲作り、まったく進んでおりません。。。

 あぁあああ!
 わぁあああ!
(現実逃避の雄叫び)

 実は、これを書いているのは6月23日なので、
 記事を投稿する前にこれを読み返している私が、
「大丈夫だ。ちゃんと月末までに仕上がるぞ!」
 親指を立ててそういえていればいいのですが、変な汗をかいてそうな気しかしません。

 頑張れ、未来の私。
(いや、むしろ今頑張ってくれ)

 この映画を観て、やる気と元気がでました!
 曲の方向性で長いこと悩んでいたのですが、一応それも決まったので、ちゃんと形にしていきます。

 おぉおおお゛
 頑張れ、私!

 ではでは〜


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