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見聞きする心地よさ

最近は、見ているものと聞いているものに敏感だ。
五感の中でもよく多用するこの二つ。
きっと、この二つに対して穏やかであるならば
どんなことも穏やかに感じるんじゃないだろうか。
自分の心地よさは、誰かの心地よさとも繋がる。

強制されていいものなんてない。
見せられている、聞かされていると表現するならば
それは自分の気持ちに削ぐわないものも出てくる。
見たいもの、聞きたいものがあることが
自分を豊かにし、救い、世界を広げるのだと思う。

かつての自分が、自分の意志とは違うものを
何の疑問も持たずに、何の意味も知らずに
目にし、耳にし、手にしたことがそれを語っていた。

拾ってはこぼれ落ちる砂のように
すり抜けては儚く消えてゆくのだろうか。
そうならないように、ちゃんと握りしめてあげる。
ここにちゃんとあるんだって、感じてあげる。
何を見てる?何を聞いてる?
自分が選び取っていい。自分が掴み取っていくんだ。

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