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見渡し、手放す

人は、似たようなものに惑わされる。
表面的に見れば対して差がないものがある。
好みでさえ、つい同じものを選んでしまうくらい。

そこにあるものは同じだとしても、
よく見ると周りにあるもの、景色は違う。
周りをよく見ていないと間違える、そんないい例だった。

見渡すことができていないと視野は狭くなり、
そこに囚われ、そこしか見えなくなる。
一直線に向かうがために、その圧は大きくなり
たまに周りを置いてきぼりにさえしてしまう。

それもこれも、自分に余裕が持てていないからだ。
そう思って、ひとまず深呼吸。
きっと、日常にはそんなことがありふれているだろう。

執着する理由も、自分がそこから抜け出せない証。
どうするかは自分で決めて、ようやく抜け出せる。
決めることで納得ができ、決めたことに自信が持てる。

そんな繰り返しなのだと自覚しながら、
周りに惑わされない自分でいよう。

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