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”みんな”の七不思議

”みんな”とは誰を指すのだろう。

ずっと、みんなと一緒なことに安心していた。
それはみんなと過ごす”時間”ではなくて、
横一列に並んでるような”生き方”だった。
そんな違いに気付くのは、人それぞれなんだろうか。

みんなと一緒だから安心できていたのに、
みんなと一緒じゃなくなって不安になっていった。
いつの間にか自分だけが置いてきぼりな感覚を覚え、
自分だけ逸れた道を歩んでいるような気にもなる。

みんなとは違うから…なんてひねくれて
そっぽを向いてしまったら誰も見えやしない。
時に知り合い、時に他人、そんな単位の”みんな”。
どんな生き方だって、みんなと一緒の時間を過ごしてる。

学校や社会ではいつの間にか優劣が付かれて、
年齢にも偏見が付いたり、見合った使命もある。
生き方はバラバラ、でも過ごす時間は同じ。
そう思ったら少しだけ気が楽になった。

同じことをしているわけではないし、
同じことが好きなわけでもないし、
同じことに善悪なんて付けられるわけもない。

一度は耳にする”嫌いなポジティブワード”
そんなものが、誰しもあるのかもしれない。
ポジティブだって全てじゃない。
案外、ネガティブな考え方が信じられたりもする。
自分にとっての光があるならそれでいい。

そんなに怖がらなくてもいいよ、
誰にも優劣なんてないんだから。
そっと撫で、励ます。

みんなと一緒にはなれない孤独を探すより、
みんなと生きる道を探そうよって、今なら思う。
今を生きている私たちは、きっとみんな仲間だ。

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