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【無料記事】サッカーチーム、スクール、高校の選び方とは!?大事なのは〇〇?

こんにちは!拳也です!この記事は久しぶりの無料記事になります。今回はサッカースクールやチーム(少年団、クラブチーム、部活)の選び方について書いていきます。無料ですので、安心してお読みください!ちなみに、もし気に入ってくれた方は記事の下部にある、気に入ったらサポートのところからサポート頂けたら大変うれしいです!

この記事では小学生のサッカースクールやチーム、中学や高校で部活に行くかクラブチームに行くかの選択、そしてどんなスクールやチーム(学校含む)を選らばべ良いかということを解説していきます。

私はサッカースクールを運営しており、数百人の選手達と関わってきて、多くのサッカースクールやチーム関係者と話をしてきたので、その知識や経験を基に書いていきます。そのため、この記事を読んでいただければチームやスクール、学校選びに役立つかと思います。ただ、あくまで私や私の知り合い等のまわりの意見ということを理解の上、ご覧ください。

今回の記事はこんな方向けです。

・子どもがサッカーを始めたいがチームやスクールの選び方が分からない。
・お子さんがサッカーをやっていて、移籍や進路問題で悩んでいる
・スクールやクラブチーム、学校の情報が欲しい
・今後サッカースクールやチームの設立を考えていて、情報収集したい


スクール、チーム選びで大事なポイントとは?

サッカーを始める、もしくは既にやっていて、進学後もサッカーを続ける際に多くの選手、保護者の方は「どういうチームに行くべきか?」悩んでいると思います。スクールとチームで多少違う部分はありますが、まずはこれからお子さんがサッカーを始めたいと思っている方向けのスクール、チーム選びから触れていきます。


・これからサッカーを始めるなら初心者向けのスクールがおすすめ!


スクールであってもチームであっても必ず、レベルが高い、低い、ちょうどいいというのはありますよね。幼稚園生や小学生でこれからサッカーを始めたい方はまずは初心者okの初心者向けサッカースクールに入会するのがオススメです。いきなり少年団やクラブチームに入る選択肢ももちろんありますが、チーム活動は試合があるため、少なからず勝ち負けがつきます。そして、チームとなるとやはり早い時期からサッカーをやっている子と遅くから始めた子では差がつきやすい傾向があります。

もちろん、どのくらい真剣に取り組んでいるかや元々の運動能力だったり、始める前に友達や保護者の方とサッカーをどの程度やっていたかでも変わってきます。ただ、チーム活動は少ないチームでも週2回活動いますし、試合もあって送迎等の負担もありますから(バスを出してくれるクラブもありますが)まずは初めてサッカーをやる子や始めたばかりの子が集まるスクールに入ることをおすすめします。そのスクールで半年から1年くらいやってみて、本人が「更にレベルアップしたい」「試合をしたい」などの状況になったらチームに入るというのがオススメです。

ただ、チームに入るのであれば遅くとも3年生までには入団したほうが良いでしょう。一般的なサッカーチームは4年生から公式戦が増えるため、3年生くらいから内容も本格的になりますし、チームを強化しようとするクラブが増えていきます。もちろん、強豪クラブやセレクションをやるようなクラブは1、2年生のうちから強化を目的にやりますが、そうでないクラブは低学年のうちは基礎的なことはやりますが、あとはとにかくサッカーを楽しんで好きになることに重きを置くクラブが多いです。そのため、1年生や2年生のうちはスクールのみでも良いかと思いますが、3年生までにはチームに入るのが理想にはなります。ただ、楽しくサッカーをするだけで十分という方やあくまで習い事でサッカーをしたいという場合はスクールのみでも全然okだと思います。1番大切なのは子どもがどのくらいの熱量感、レベルのサッカーをしたいかどうかだと思います。スクールだけじゃ物足りず、高いレベルを目指したい!というお子さんであれば、前述のように早めにチームに入るのが良いでしょう。

どんなチーム、スクールがおすすめか?

次に、どんなチーム、スクールに入るのがおすすめか?ということについてですが、これは人によっても答えは変わるので難しい部分もありますが、どんな人にも共通するポイントを書いていきたいと思います。

①良い指導者のいるスクール、チーム
良い指導者の基準も難しいですが、私が思う良い指導者の1つ目は、子どもをよりサッカーを好きにさせてあげることができ、モチベーションを上げてあげることのできることです。そして、もう1つは子どものプレーを否定せず、個性を伸ばしてあげられることです。サッカーの上達には、子どもが「上手くなりたい」というモチベーションがある状態で取り組むのが必須なので、そのコーチに預けてサッカーがもっと好きになるか、モチベーションが上がるか、良いところを伸ばしてもらえるかは大きなポイントになるでしょう。

レベルのあったチーム、スクール
チームにもスクールにも必ずレベルがありますよね。子ども(選手)にとってレベルが高すぎても低すぎても良くないでしょう。それぞれのレベルにあったチーム選びが必要です。

レベルに合ったチームやスクールって何?ということについてですが、自分が1番上でもなく、1番下でもないチームで真ん中くらいだけど、頑張れば1番、2番くらいになれそうなところが良いかと思います。あまりにレベルがかけ離れすぎていて、入った段階で1番上手いようなレベルの場合、100%全力を出さなくても、プレーできてしまうようだと、その選手の成長の割合はかなり少ないでしょう。

もちろんまわりを上手く使うことによって、本人のレベルが上がるケースも多いにあるのでそれができるのであれば問題ないと思います。ただ、そうでない場合はまわりのレベルが低くて自分が思うようにできず、ストレスの原因になったり、成長を阻害する原因になることも考えられます。その場合はストレスが無く(少なく)サッカーできる環境を選ぶのが良いかと思います。

逆に、自分が1番下などで、レベルが高すぎるチームやスクールを選んでしまうと、これは練習についていくだけで精一杯になり、余裕のない状態になりがちです。また、「まわりに迷惑をかけてしまう」「文句を言われたらどうしよう」といったような心理が働く可能性もあります。これは極論ですが、サッカーを始めたばかりの子とJリーグの下部組織に入れるレベルの選手だとその差は歴然ですよね。そういう選手が一緒になってプレーするのは双方にとって好ましくないでしょう。スクールもチームも体験はできるでしょうから、体験してみてレベルを体感するのが1番だと思います。

③選手、コーチ、保護者の人間環境が良好で雰囲気の良いチームやスクール
これはチームもスクールも共通ですが、人が集まるところは雰囲気が良いことが多いです。もちろん、強豪チームやJ下部にバンバン選手を輩出するようなハイレベルなスクールは評判やブランドで人が集まるケースもあります。ただ、最終的には距離と金銭面、スケジュール的に通えるかどうかは大前提として、このチームやスクールでサッカーを楽しくできそうかどうかはとても大切です。これはどの年代、カテゴリーでもそうですが、サッカーは「自分からやりたい」とやるスポーツですから、楽しくないと続けるのも辛いでしょうし、意味がないですよね。楽しめるかどうかの要因の1つに、チームやスクールの雰囲気があります。選手を頭ごなしに怒鳴り散らすコーチや監督がいないか、他の選手のプレーに文句ばかり言う選手がいないか、コーチや監督に口出しを過度にしてしまったり、他人の悪口を言う保護者がいないかどうかは気にしたほうが良いでしょう。

④チームに入るなら「試合に出れるところ」がおすすめ!
私は13年ほどサッカー経験がありますが、試合に多く出れたチーム、ほとんど出れなかったチームの両方を経験しています。その中でコーチになってからも感じますが、試合に出れるチームに行ったほうが良いと思います。これは多くの選手、コーチの間で意見が分かれますし、選手の年齢などによっても変わってきますので一概には言えません。ただ、やはり試合でしか得られない経験というのはサッカーにおいて、多くあり、とても大切です。もちろん、手を抜いていても簡単に試合に出れるチームだと、それもそれで良くないですが、全く試合に出れないチームに行くのも問題かと思います。理想なのは不動のレギュラーではないが、試合には出場できるレベルのチームです。練習でも真剣に本気で取り組まないと、他の人が出場してしまうようなレベルのチームであれば、練習からちゃんと取り組むでしょうし、チーム練習以外でもサッカーをしよう!となるでしょう。そのため、怪我や体調不良が無ければ絶対に出てしまうチームではなく、どちらかというとベンチ寄りのレギュラーくらいのチームが良いでしょう。私の小学生の時がまさにベンチ寄りのレギュラーで、途中出場の時もありました。しかし、その環境だと気を抜くと、ベンチになるのでやはり危機感はありましたし、実際に自主練習等でレベルアップもしました!

逆に中学の時は部活でサッカーをしていましたが、1年生から試合に出ていたため、2個上の3年生がいなくなってからは人数も少なかったため、正直、めちゃくちゃ頑張らなくても試合に出れてしまうような環境でした。そのため、上手くなってないわけではありませんが、小学校の時に比べると伸びませんでした。もちろん、自分の頑張りが足りなかったこともありますが、やはりまわりのレベルは大切だと感じました。もちろん、ジュニア年代や一部のジュニアユース年代は補欠0で完全に均等だしのクラブもありますから、それはそれでokだと思います。とにかく、試合への出場機会が0というチームは避けたほうが良いでしょう。

1番大切なのは選手自身がプレーしたいところに行くこと!

ここまでチーム選びについて色々書いていきましたが、1番良いのは選手がプレーしたいと本当に思うチームやスクールに入るのが何よりおすすめです!サッカーをプレーするのは保護者でもコーチや監督でもなく、プレーする本人ですからね。選手が「ここでサッカーがしたい」「ここならレベルアップできる」というところでサッカーをやらせてあげるのが何よりの理想ですね。

本気で上を目指すならコーチ陣の人脈があるところに行くのが理想!?

ここからは主に中学以降の進路についての話になります。中学や高校でもサッカーを続け、その先でプロサッカー選手を目指したいという選手も多数いると思います。そういった選手がどういう進路を選ぶべきかですが、ひとつはコーチや監督が人脈が豊富なチームに行くと良いでしょう。

何故、これが大事かは想像つく人もいるでしょうが、サッカー界は縦横繋がりがとても強いです。例えば、某強豪校は毎年、〇〇FCというクラブチームから選手が5、6人くらい進学しているケースもあります。その場合、距離的に近いなどの偶然もありますが、多くのケースではクラブチームと高校の指導者同士が繋がっています。具体例を出すと、埼玉の強豪のFC東京U-15から山梨学院大付属高校に行く選手が多いですが、これらは長年のルートがあったりします。もちろん、強豪クラブチームや強豪校中学校では大会で勝ち進むとスカウトされる可能性がありますから、試合に出れるのであればという前提ですが、強豪クラブに行くのも当然ありかと思います。ただ、県大会ベスト8とベスト4のクラブで悩むなど、実力に圧倒的な差がないのであれば、指導者の人脈が豊富なチームや多くの高校やJユースに選手を輩出しているところに行くのが良いでしょう。

これは高校から大学サッカーに進む際も同じことがいえます。
指導者の人脈が豊富であれば、もちろん実力があることは前提ですが、進路で困った際は紹介もしれくれるでしょうし、紹介まではいかなくても人脈が豊富な人は色々な情報もあるでしょうから、情報は色々とくれることが多いでしょう。本気でプロ選手を目指すのであれば、試合に出れるかどうかや環境面も含め、指導者の人脈の豊富なところに行くのが良いと思います。これに関しては小学生年代にも同じことは言えますが、中学、高校は特にそこは気にしたほうが良いと思います。

ただ、繰り返しになりますが、最終的には選手が「プレーしたいと本気で思うチーム」を選ぶのが良いかと思います。保護者の方が良いと思ったところでも選手にとってはそうでもないと思うケースもありますし、もちろんその逆もありますが。プレーするのは本人なので、やっている本人にしか分からない部分はあります。そのため、金銭的なところ含め、物理的には入れる範囲で選手本人の行きたいチームに行かせてあげるのが良いでしょう。

今回の記事はいかがでしたでしょうか?
今後もこうしたサッカーの育成年代に関する記事を中心に、様々なサッカー記事を書いていきます!是非そちらもチェックして頂けたら嬉しいです!



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