書きたいことは山ほどあるし、今にもぷつっと弾けた毛穴から言葉が垂れ落ちそうでもある。鳥肌が立ったように毛穴は膨らんでいるのに、それが外気に触れることを皮膚の硬直…
質疑応答することなくその人自身を知るなら、 わたしは“その人の白色の靴下”を見せてもらおうと思う。 LINEのアイコンでも、インスタでも、 ロック画面でも、プレイリス…
ぼんやりと見えた、 そのシルエットは まるでピントが合うようにしだいに鮮明になり わたしは目をよく凝らした。 子供だった。 小さい小さい子供が 黄色い点字ブロックの…
カ。
2024年1月17日 20:31
書きたいことは山ほどあるし、今にもぷつっと弾けた毛穴から言葉が垂れ落ちそうでもある。鳥肌が立ったように毛穴は膨らんでいるのに、それが外気に触れることを皮膚の硬直が許さない。一月も半ばとなり"2024年"はケロリとした顔で世間に馴染みつつあるが、わたしは今でも書類に"2023"と書いてしまい、2024年の足手纏いとなっている。毎年食べていた年越し蕎麦を食べなかったせいだろう。私のメモには2023年に
2023年12月1日 22:57
質疑応答することなくその人自身を知るなら、わたしは“その人の白色の靴下”を見せてもらおうと思う。LINEのアイコンでも、インスタでも、ロック画面でも、プレイリストでも、手相でも、mbti診断の結果でも、履歴書でもない。その白色から黒色に程近い灰色のような白色の間のどれかの色をした“その人の白色の靴下”。その白色は200色(ショク)を余裕で超え、その数「白色の靴下を持ってる人」色
2023年11月29日 18:05
ぼんやりと見えた、そのシルエットはまるでピントが合うようにしだいに鮮明になりわたしは目をよく凝らした。子供だった。小さい小さい子供が黄色い点字ブロックのうえで赤い血を流して。赤と黄。その子の父親だろう。叫んでいる。駆けつけたいのに足が出ない。ぬくぬくとしたその毛布の中でわたしはもがいた。現実だ、あ夢か。今日もまた一日が始まる。朝イチの便座に座りながら夢