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ポークビンダルーと帯広豚丼 〜あるいは豚肩ロースのポテンシャルについて

おばんです!ケイチェルおじだよ。

今回は昨日と今日食べたものをざっくりとご紹介。

まずは昨日の晩ごはん。

①ナン&ポークビンダルー

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ナンは前回チャレンジの配合を少し変えただけのもの。強力粉の割合とイーストを1g増やして、ヨーグルトと、少しだけ余ってた卵液も入れた(インド料理店では小麦粉1kgあたり卵2個入るのが一般的なようだ)。

結果、ペダ(成形前の丸めた生地)に気泡はたくさん入って、焼き上がりも前回より膨れたけど、食感が少し違う。パリッと感が減って全体的に柔らかくなりすぎた。次はベーキングパウダーを減らす&強力粉のみで作ってみよう。

で、ポークビンダルー。インドのゴアに入植したポルトガル人が作った料理とのことで、インドでは珍しい豚肉カレーらしい。ポルトワインを使った酸味の効いたカレーのようだ。前日から豚肩ロース肉を赤ワインとハーブでマリネしておく。

昔ときどき行ってたインドカレー屋さんに「マトンビンダルー」っていうカレーがあって、マトンとジャガイモのカレーだったから、おいたんはビンダルーはヒンディ語でジャガイモのことだと勘違いしてた。今でも意味は知らないけど、ジャガイモではないらしい。

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↑今回はクミンシードも使ってみた。

で、このカレー、適当に作った割にはめっちゃ美味くて、豚肩ロースだけどまるでマトンのカレーを食べてる感覚になった。マトンの代用肉は豚肩ロースに決まりだな。ただ、カレーの苦味問題は解決してないので、それが解決したらレシピ化します。残念ながらホールペッパーもコリアンダーシードもクミンシードも、求めてる苦さの方向性とは違うっぽい。次はあることを試そうと思ってるけど、決して珍しいスパイスを使うとかではないと思うんだ。こないだ行った調布の店のマトンカレーは苦味の効いたタイプだったけど、それは3年くらい前の松屋のカレーもそうだった。今の創業カレーになる2代前のカレー。「オリジナルカレーがリニューアルしました」って触れ込みで販売されて、スパイスカレー好きな人からは割と絶賛されたのに、他方「苦すぎる・辛すぎる」という声も多く、3ヶ月程度で苦辛さの抑えられた万人向けのカレーにリニューアルされた。あの頃、松屋のカレーは迷走してたな。おいたんはあの苦辛いカレーが最高だと思ってたのに。

②帯広豚丼

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今日の晩ごはん。残りの豚肩ロースを、元釧路の妖精ぽなちゃんのレシピで帯広豚丼に。鮭のあら汁めっちゃ美味い。

帯広豚丼は、おいたんは吉野家とセブンイレブンの弁当くらいでしか食べたことなくて、食べた感想は「ふーん」程度の物だったけど、これは全然違う。はっきり言ってヤバい。豚丼というより完全に焼肉丼。焼肉食べ放題に行くと、だんだん食べてる肉が何の肉か分からなくなってくることあるけど、そんなときにこの豚丼の肉出されたら確実に牛カルビだと勘違いする。これ食べとけば焼肉屋行かなくていいかもしれん。ぽなちゃんがこれこそNo.1豚丼だと言い張ってたのが分かった。スタ丼も好きだけど、これもまた王者と認めざるをえない。

それにしても豚肩ロースのポテンシャルよ。マトンにもなれるし牛カルビにもなれる。我々はまだその可能性の一部にしか気づいていないのかもしれない。

おわり。

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