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ピエール・エルメのレシピで作るケーク・オ・シトロン

サリュー!ケイチェルおじだよ。

いよいよ焼き菓子が食べたくなる季節の到来!今日寒い🥶
夏が終わったと思ったら冬が来た、って毎年言ってる気がする。つい3日前まで暑くて、さっぱりしたレモンのケーキでも作るかーって思ってたんよ。

そんなわけで、ピエール・エルメのレシピで作るケーク・オ・シトロンですよ。

以前、このレシピをアレンジしてオレンジケーキを作ったことはあるんだけど、レシピ通りのレモンケーキは作ったことがなかった。

実はネット上にレシピがあるんですよ。

↑おいたんが持ってるレシピ本とは違ってレモンのコンフィを作るのは省略されてる(その代わり市販のレモンピールを使うみたい)。インスタにはエルメが教える動画もあるらしいよ。

①前日にレモンのコンフィを作る

レモンは2個使用。両側を落として十字にカットし、水から煮て沸騰したら火を止め、レモンを流水で洗う。これを3回繰り返す。もう一度言う、3回繰り返す。(面倒くさいでしょ?でも素直にやるしかないんだ)

3回目の沸騰の様子

3回洗ったレモンに、水250g、グラニュー糖125g、レモン汁12g(ポッカレモン使用)を入れ、弱火で1時間かけてゆっくり沸かす。もう一度言う、1時間かけてゆっくり沸かす。(面倒くさいでしょ?でも以下略)

1時間くらい経って沸いてきたとこ

火を止め、そのまま冷ます。冷めたらシロップごとタッパーなどに移して冷蔵庫に一晩おく。

翌朝、皮を取って、生地用(3mm角)とトッピング用にカットする。

②ケークを作る

詳しい作り方はELLEのサイトにあるので、説明は省略。ダイジェストでどうぞ。

レシピ本ではベルガモットエッセンスが使われてるけど、ないので省略(ELLEでも省略されてるね)。それ以外はレシピ本通り。
レモンゼストは10gなんだけど、1個からは8gしか取れなかった。
砂糖、レモンゼスト、塩、卵、ホワイトラム、生クリーム、バターの順に混ぜていくという、パウンドケーキとしては珍しい作り方。
バターを混ぜたら絶対分離すると思うので、湯煎で温めてしっかり繋ぎましょう。
ふるった粉類を混ぜます。ここも泡立て器で。粉っけがなくなればよし。
最後にレモンのコンフィをゴムベラで混ぜます。
型に流す。かなりゆるーい生地です。
レシピには160度30分とあるけど、170度で35分くらい焼きました。
温かいうちに温かいシロップを染み込ませます。シロップは全部使います。
すかさずラップして香りを閉じ込めましょう。

③仕上げ

完全に冷めたらナパージュを塗ります。ナパージュはアガーで作りました。あんずジャムでもいいみたい。
トッピング用のレモンコンフィを貼り付けて完成。

④実食

カット面はいい感じ。
はい美味しい〜

レモンの風味たっぷりジューシー、かつ生地がカステラみたいにしっとりしてて、とっても美味しいですよ。

とは言え、本物を食べた経験があるとどうしても比べてしまって、反省点が出てくるな。

レモンコンフィは洋酒と水飴で漬け込まないとだめか

エルメのお店のはもっと香りが高くて、さらには大人っぽいホロ苦さも感じるケークだった。これと比べると何かが足りない。ベルガモットエッセンスかな。レモンの苦味は皮の白いとこを少し削ると出るらしいから、次はもう少し削ってみよう。モルトパウダーも使ってみるか。

何はともあれ、とりあえず初回としてはまずまずの出来でした。ちなみにコンフィのシロップは、いつも飲んでる有機ルイボス茶に混ぜてレモンティーにしてみたんだけど、これがすんごく美味しい。なのでこのレシピを元にケーク・オ・シトロン作りたくなった人は、コンフィを省略せずに作ることをオススメします。

おわり。

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