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白昼夢|詩


「白昼夢」

ふと顔をあげると
瞳から景色が消えていた
山も街も呑み込んで
空と海とがひとつになる

霞がかった真昼の白は
何処へも繋がってはいない
そんな気がした
あの日に似ている
ただ、
何となくそんな気がして

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