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復帰か、休職か① 〜公立学校教員ならではのアレコレ〜

だいぶ投稿がお久しぶりになってしまいました😭
この間、「副校長に話に行きます」というわたしの投稿に、いいねとコメントをくださったみなさま、本当に本当にありがとうございました…!
おかげさまでなんとか学校に行くことができました。みなさんが勇気をくださったおかげです。大事な宝物です。
本当にありがとうございます…!
みなさんへ恩返しをする意味でも、またnote投稿をちょこちょこやっていけたらと思います。

それで…なんで副校長に会いに行ったかといいますと、

実は1月末までに一つ大きな決断をしなければならず、その判断のために学校に行き、この1ヶ月〜2ヶ月、いろんな意味で奔走していたからです。
やっと一区切りついたので、そのことをnoteにも投稿しようかなと思います。



大きな決断というのは、題名にもあるように
「4月から教員として復帰するか」
「もう1年休職を延ばすか」
どちらか1つを選ぶことです。


自治体によるかもしれませんが、基本的に公立学校の教員の休職・復職は、一般企業よりもシビアかもしれません。
その理由は3つあって…

①復帰は基本的に年度の切り替え(4月1日から)が望ましい。逆に、もし休職を延長するなら、1年単位で延長して、年度初めの復帰にしてほしい。

→年度途中の復帰・休職だと、正規の教員を途中で補填することができません。
そうなると、授業は非常勤の先生で補うしかありません。
非常勤の先生は授業だけしかできない決まりなので、その人がいない分の膨大な仕事(授業以外の担任業務やら生徒指導やら保護者対応やら事務仕事やら…)は、その他の正規教員の誰かが埋めなければなりません。
そうなると現場の負担がさらに重くなってしまいます。(しかも非常勤教員も数が足りず、今は取り合っている状況…)


②復帰した瞬間から100%の労働を求められる

→公立学校の教員は、生徒数に応じて教員の配置数が決まっています。
なので、「あの先生は休職明けだから、負担を減らすためにもう1人教員を増やそう〜」ということはできません。
つまり復帰したら他の先生と同じように普通に仕事をすることになります。
担任せずに副担任から復帰する先生も多いですが、中学校の場合、担任よりも多く授業のコマ数を持つことが多いので、副担任ならば楽ということでもありません(人によると思うけど…)

③主治医からの復帰許可が出ても、すぐに復帰できない。

→一般企業なら、主治医から許可がおりればその時点で復帰して、現場で少しずつ身体を慣らすことができるかもしれません。
でも公立学校は、復帰許可が下りても、その後教育委員会に申請したりなんだり、事務的な手続きがあって、すぐに復帰できるというわけでもありません。私の自治体では、申請してから復帰までおよそ1ヶ月強かかるそうです。(こういうところ、本当にお役所仕事だなぁ…)

という様々な理由から、4月に復帰するかどうかを1月中に決める必要がありました。


1月の頭、主治医の先生に
「復帰の判断を1月中にしなければならないのですが…」と話すと

「復帰? ああ、できると思うよ〜」

と、あっさり言われました。


公立学校の事情を知らないのはあると思いますが…
正直「え!?!?!?!?」と思いました。

なにせ、12月に診断名がうつ病から双極性障害に変わり、新しい薬を試して、増量している最中だったのです。
12月にも盛大なうつの波が来たのに…薬が合うかもわからないのに…
1月の頭の時点で復帰できると軽々しく言うとは何事…!?


事情を知らないとはいえ、「復帰できる」と言われたことで、私は急に焦りだしました。

主治医からの唐突な復帰宣告を受けた瞬間から、猛烈なリハビリをするようになりました。


つづく…


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