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自己効力感と自己肯定感を間違えてはいけない

『自己肯定感』を知っていますか?

また自己肯定感はありますか?

私は自己肯定感を高めるために、自分が心地よいと思うことを日々しています。

走りに行ったりヨガをしたりとトレーニング、仕事がない日でも決まった時間に文字を打ったりしています。

今年の初めに「私がやりたいことをやる」と決め、時間や育児をやりくりしながら今の生活スタイルに今のところ落ち着きました。

そして試行錯誤しながらやり続けていると、ある変化が訪れたのです。
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自己肯定感と自己効力感

突然ですが、私はライターとして活動しています。
しかし「独立2年目で100万いきました!」「依頼でパンパンです!」といった才能あるライターには、いまのところなれていません。毎月増減なく目標額を達成できている普通のライターです。

今までの過去を振り返ると、私はどの場面でも抜きん出たものがない人生でした。

「私はどうせ普通だし、こんなものだよね」

何かに出合うたびにそう思ってきました。

またやり始めたことが長続きしない人生でもあります。幼少期から好奇心だけは強く、「あれやりたい、これやりたい」と手は出しますがことごとくやめてきました。

自分で決めたのに続かない劣等感と罪悪感から、「どうせ続かないんだろうな」と思い始めます。
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30代を超えると、そういった積み重ねがまざまざと人生に現れます。

何かを続けてきた人生と培ってきたものがある人生とでは大きな差が生まれるのです。そこに気づいてもすぐには埋められません。

その劣等感や承認欲求から逃れたくて「どうせ私は…」は諦めるようになります。

でも、本当はそんな自分が嫌で仕方ない。

「どうにか解決しよう」「頑張ろう」と思い、一生懸命『自己肯定感』を高めようとします。

「自分を認められない」「自分の価値がわからない」、そんな悩みを自己肯定感を高める方法を見つけて解決していこうとするのです。

でも自己肯定感をあげる本を読んでも、自己肯定感をあげる方法を試してもふと目を出してくる「どうせ、私は…」を拭い去ることはできませんでした。

なぜなら、「どうせ私は…」を払拭するには、自己効力感を積み重ねていく必要があるからです。
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自己肯定感と自己効力感の違い

自己肯定感と自己効力感とは、なにが違うのでしょうか。

・自己肯定感とは、無条件に「自分には価値がある」と認める感情

・自己効力感とは、「目標を達成する」ための能力を自分が持っていると認識すること

「私はどうせ普通だし」「どうせ続かないし」など、自分の可能性を信じられない状態ときは、この自己効力感=自分は目標を達成すことができる、達成する能力を持っていると思うことができないからではないでしょうか。

実際私も、冒頭で話したように「自分が好きだと思うこと行う」「自分の機嫌を取る」など、自分に対して労わる気持ち・自分を大切に思う気の血は持っています。

それでも『自分は無条件に価値がある』と素直に思えないのは、いままでの人生で『価値がある』と思えたことを成し遂げてこなかったせいではないかと考えました。

何をやっても続かない

続けていないからもちろん結果はでていない

結果がでていないから、何も残らない。自分に合う物事がわからない

結果がでていなから、自分は能力がない。能力が低いを思ってしまう

「能力がない」と決めつけてしまっているので、上手くいかないと諦めてしまう

私はこんな感じなんじゃないかなと、自分のことを思っています。
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「どうせ私なんか…」をなくすには

「どうせ私なんか」をなくすために自己効力感を上げる方法はあるのでしょうか。

自己効力感は遂行行動の達成、代理的経験、言語的説得、情動的喚起の4つの方法で高められると言います。

①遂行行動の達成
自分で決めたことを最後までやり遂げた!という経験です。労力や時間がかかればかかるほど、達成感が高くなると言われています。

②代理的経験
似たような境遇・環境・考え方の人が何かの目標を達成することを見ることで、「自分にも達成できるかも」と思うこと。そう思えるようになると、自己効力感も高まります。

③言語的説得
第三者から「あなたならできる!」などのポジティブな言葉を投げかけてもらうことで、自己効力感は高まります。

④情動的喚起
生活リズムをはじめとする身の回りの環境を整えることを指します。不安やストレスが軽減させて、ワクワク・ドキドキなど高揚感が高まることを行うようにすることで、自己効力感が高まります。

以上4つの方法は、自己効力感を自分で与えることができることと他人に与えてもらわなければいけないことに分かれます。

①と④は自分で与えることができますが、②と③は他人に与えてもらうしかありません。

他人に認められることは嬉しいですが、他人に求めてしまうことはやめて、自分自身をまずは変えてみましょう。
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自分のメディアやnoteを初めて高まりはじめた

長くなりましたが冒頭の私の変化の話に戻します。

「自分のやりたいことをやる」
誰に求められているわけでもないし、効果や結果が出るのかわからないけど、とにかく自分が「やりたい」と思うことをやり始めました。

「毎日続けられるように少しずつでも一歩ずつでも」

そうして続けていくうちに、自然に自己効力感が高まってきたんです。

「私はこういう書き方だったら続けられるかも」「子育てしながらでも毎日このくらいなら続けられるかも」と自分の環境にあった塩梅もつかめるように。

するとそれに合わせた目標や結果を定めることができるようになり、小さくですが目標達成ができるようになってきたんです。

こうして自己効力感があがると、自然に自己肯定感も上がってきます。

すると「自分はこういうことがしたい。これなら頑張れるかも」と自分の目標ややりたかったことがなお見つけやすくなりました。

いままで自己肯定感と自己効力感を履き違えていたんだと気がつきました。

「自分は自己肯定感が低いかも」

そう考えている人は、ますず小さなことから続けて、自己効力感を高めてみてはいかがでしょうか。





最後まで読んで頂きありがとうございます!