日本人による日本という国を守りたい人は今こそオランダで起きた市民運動を見習うべきである

オランダという国はアメリカに次ぐ世界第二位の農業大国である。
そんなオランダにおいて、オランダの主要産業である農業をオランダ政府が破壊しようとしているのだ。
オランダの現首相のルッテは歴代最長の長期政権となってはいるが、ルッテ自身は世界経済フォーラム/ダボス会議の忠実過ぎる僕でしかない。


オランダでは数十年前からオランダ政府からオランダ農家に対して環境対策という名目で厳しい規制が課されてきており、オランダ農家はそれらの厳しい要求にも関わらず、様々な環境規制をクリアしながら、素晴らしい農作物を生産し続けてきた。
にもかかわらず、オランダ政府はダボス会議からの忠実な要求にこたえる形で、更なる規制をかけるとともに、強制的にオランダの農家を破壊しようとしている。


2023年3月15日にオランダではオランダの全12州において、全ての地方議員572議席分の選挙が行われて、開票が行われた。
なお、オランダの国会にあたる国会の下院議員は直接選挙でえらばれるが、上院議員は新たに選出された地方議員の指名によって選ばれる。
よって、日本よりも地方議員選挙の重要性が高いのがオランダなのである。

そんなオランダの地方議員の総選挙結果により、2019年10月に結成されたばかりの「農家市民運動(BBB=De Boer Burger Beweging)」という政党が国民全体がオランダ政府の農業に対する大規模抗議を反映するような形で歴史的な圧勝を飾ったのだ。
このBBBは前回の地方選挙後に発足されたため、前回の地方選挙に参加していなかったにも関わらず、地方議員の全572議席中、139議席を獲得、得票率としては19.36%という歴史的な数字をたたき出した。
12州それぞれで見ても、BBBは各州で圧勝を記録した。
なお、ルッテ首相率いる政党及び、同政党と連立を組んでいる4政党の全てが議席数を減らす形となった。

その結果、BBBはオランダ上院議席の75議席中16席を獲得するという異例の大躍進を遂げた。
ルッテ連立政党は32議席から24議席に減らした。
このことから、オランダでは今後、ルッテ政権による農業破壊政策に対して、ブレーキがかけられる見通しが強まっている。

オランダは選挙によって政府による狂った政策に明確な「NO!」を突きつける形となった。

現在、日本では統一地方選挙の年と言われるように、大規模な地方選挙が行われている。
愛知県などでは相変わらず、国民は無関心のまま、売国政治家を再選させてしまう結果となった。


だが、現在、日本で最も重要な地方都市である大阪で大きな選挙が行われている。
オランダ市民の戦う姿を見習い、日本でも現職の売国政治家には「NO!」を突きつけ、日本を取り戻すべき時が来ている。
日本人はそろそろ、政治的無関心をやめ、オランダのように選挙で態度を示さなければ、日本は本当に破壊されつくされてしまうだろう。


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