カガミになるこ

メーカー勤務会社員27歳。兼業執筆家 文章を書くお仕事ください!nuuum49@gma…

カガミになるこ

メーカー勤務会社員27歳。兼業執筆家 文章を書くお仕事ください!nuuum49@gmail.com

最近の記事

人生はゼルダだ

今日はちょっとだけ、いい日だった。 本当は仕事終わりに長井短さんのトークイベントと称した飲み会に行くつもりで早めに仕事を切り上げようと、当日券が出ているかギリギリまでSNSをチェックしていて、19:30から新宿で開始するそのイベントに到着できそうなのが20:30ごろだとわかった頃に、少し1日に物足りなさを感じながら帰宅を選んだ。それだとしても、トータルでちょっとだけいい日だったと思える日だったので、たぶん普通の日と比べたらとてもいい日だったんだろう。 今の職場に来てここ1

    • ソウル旅行記〜ご飯・ビール編

      年始に韓国の友人に韓国での結婚式に招待していただき、韓国旅行へ行った。日本以外の結婚式にいけるなんてとても楽しみだし、それに前後数日をつけたして、ソウル旅行を敢行!その中でも良かったお店を紹介する回です。わーい! 韓国は大学生時代に1回だけ行ったきり、7年ぶりだったし当時よりKPOPを聞く機会も、韓国コスメを使う機会も韓国ドラマを見る機会もぐんと増えたのでとても楽しみだったし、何より美味しいご飯をたくさん食べたい!現地のお酒を飲みたい!と尋常ではない気合いを入れて行った。

      • 82年生まれ、キム・ジヨンを読んで

        年末年始の休みで前から友人に勧められていた「82年生まれ、キム・ジヨン」をせっかく韓国旅行に行くので〜という軽い気持ちの飛行機の中で読んだ。(今年は読書感想文・映画感想文なんかも書いていきたい!(目標100個中1個))この本、かなり鬱になるので注意。韓国ではミリオンセラー、映画化もされている大ヒット本だそう。 内容は1982年生まれに1番多い名前の「キム・ジヨン」という女性主人公を中心として、本人とその母親や女性の友人など「ただ当たり前に女性であること」で生じる世の中の生き

        • タトゥー入れた話

          2023は背中に可愛らしい愛犬のタトゥーを入れた。ちょうど自分の結婚式も終わったタイミングで、公の場で背中を大きく出すこともうなかなかないだろうし、ずっと前からインスタグラムで見ていた韓国のタトゥーアーティストが数日間来日するというので、インスタグラムで英語でDMし掘ってもらうことにした。私の中では全てがちょうど良いタイミングだった。 周りにはサウナとかプールとか行けなくなるじゃん!後悔するよ!とか止めてきた友人もいたけど、夫はのんきに「まあなるちゃんはサウナ好きじゃないし

        人生はゼルダだ

          2023→2024 健康で文化的でサイコーな生活

          2023は本当に本当にいい意味でも悪い意味でもとっても長い1年だった!やばかった。 仕事はずっと苦しかったしずっと悩んでた。この仕事、誰かの何かのためになった?という問いがずっと自分の中にあるし、そんな個人の悩みを横に置き一旦無視してでも前に進まなければ追いつかなくいくらい仕事が湧いて出てきて、でも今の自分の能力では処理しきれないくらい難しさもあり、ありがたい話だけどとても忙しくさせてもらった! 仕事では3月に初めての海外出張から、長期1ヶ月の滞在も含めて4回渡米し合計2

          2023→2024 健康で文化的でサイコーな生活

          日曜日の日記

          私の好きなもの食べに行こーって言ってくれたので、同棲してた時に足繁く(リアル週一とか)で通ってたビール屋に片道40分かけて行った。 ちょっと酔って帰りに駅の周り散歩しよう〜って当時みたいにコンビニでビール買って、あの角のラーメン屋が変わってる!まだあの店やってる!あの時こんなことこの店で話したよね、とかあの家に住んでるブルドッグ今もいるかな?見に行こうよ。 当時住んでた家見に行って、近所にあった園芸屋さんが閉店セールをしてて、あの時ここで買った朝顔のツタがうまく育たなかった

          わたしにはどうにもこうにも苦手な街があって、久しくその街に訪れることは減ったけれど、いまだにそこに立ち、そこにいる人たちに触れ、そこの坂道を登るとあの時の一瞬の隙間から戻れなくなる。 時間も季節もずっと進んで、大人になって、もうずっとずっと昔のことのはずなのに街だけは変わらずその瞬間、その時の会話、その時の空間が鮮明に蘇るようにできていて、私はそこから動けなくなってしまう。 もう何年も何年も特訓したはずなのにね。 なんて、1年前の下書きをいまさら投稿してみる。

          Human Doing? Well Being

          「大人になるほど不幸になるんだよ」とおじさんが言った。その時はあまりピンとこなかったけれど、えらく出世しているおじさんが言っていたから、きっと私たちは今過ごしているこの時間も不幸に向かっている。 Human Doing? いい学校に入りなさい。一生懸命働きなさい。評価されなさい。お金を稼ぎなさい。結婚しなさい。子を産みなさい。育てなさい。育てるためにはお金を稼ぎなさい。 「あなたの夢は?何がしたいの?」「あなたのスキルは?」「あなたの貢献できるものはなに?」「え、もう結

          Human Doing? Well Being

          何の価値も生まない職場で働くということ

          最近めっきり仕事のやる気がなくなっちゃって、何がつらいってなんでやる気がないか明確に自分でわかることだ 何の価値も生み出していない部署だ年末に近くの部署の人たちと数名で、あるプロジェクトの打ち上げと称して飲み会をしたときに、きっと何かの価値を生み出している課長がそう言った。私はえらく驚いたが、自分でもうっすら自分たちの部署についてそう思っていたことを明確に外の他人に言われて、「ああ、やっぱりそう見えるんだな」と心底驚いたし、心底安心した。 それからというこの1、2か月は、

          何の価値も生まない職場で働くということ

          平成と令和の間で

          わたしは平成に生まれ、青春のほぼすべては平成で過ごしました。 時代は令和に移り変わり、25歳になりました。サラリーマン3年目、名実ともに”大人”になった私は、この先の社会への不安と今後何十年と年功序列に決まりきったような給料、毎日を繰り返すだけの日々に辟易しながら、「自分は何がしたいのか?」という命題にたびたびぶちあたります。この世界が作り出そうとする世界がなんなのかさえわからず、自分がこうしていることが前進なのか、幸せなのか、正解なのかわからずにいます。 いったいなにが

          平成と令和の間で

          パンデミックは収束するのか

          新型コロナウイルスの感染拡大が騒がれ始めてから約1年半が経ちました。出社もすっかり減り(私は2か月に1回程度の出社を続けています)職場での雑談、社員食堂や飲み会での”たわいない”おしゃべりがなくなり、いろいろなイベントや旅行が制限され、なんだかもやもやしたままの日々がなんとなくその場しのぎの政策のもと続いています。 人間は三密がだいすきなように遺伝子にすりこまれているらしいなんでコロナが地球規模でここまでの大流行できたのか考えてみると、人間がこれまで築きあげてきた世の中自体

          パンデミックは収束するのか

          夜、自分

          自分の輪郭がぼやけて楽しいのか、辛いのか、何が好きで何がしたいのか、どの感情が本当でどの感情が嘘なのかわからない。 「いやでも、今の状況の私はごはんがたべられない人とかから見たらすごくありがたい環境であって、大きな会社で働けて、贅沢な悩みだよ」 頭の中にいるもう一人の自分は、軽い気持ちでなんの気無しに弱音を吐かせてくれない。「いや、言うてもそこまではしんどくないし、大丈夫だし、ちゃんと弁解しないと誤解されるよ」と警報を出す。気づかないうちに私は私に、弱音を吐くことを禁じて

          言葉を貯める

          5月もそろそろ中旬で、2020ももう前半がおわろうとしてます。早くない?みなさん、前半戦どうでした?いや~自粛、退屈ー!というのが私の感想です。わたし、4月に24歳になりました。24歳・・・これはもうはっきりと大人の年齢。ふと、あれ?24歳ってこれであってる?大丈夫?24歳って、もっと大人で冷静で知的でバリバリ働いて、かわいいお姉さんになれてると思ってた。いい大人になりたい!うーん、でもあれ?大人ってなんだ?今回は改めて「いい大人ってなんだ?」に向き合おうと思います。 絶

          言葉を貯める

          なんで私はこれが好きなんだっけ?

          わたしの中にはリクルート社員の面接官が住んでいて、わたしはそのリクルート面接官の彼に殺されそうになる。 「なんで?」「どうしてそう思ったの?」「根拠は?」「あなたはどう思う?」「今の言動の理由を教えて」 なんでを5回繰り返しなさい、という呪い心の中のリクルート社員はわたしの心のすきを狙って突然にやってくる。どうやら彼曰くすべての人間の行動(=選択)には理由があるらしい。わたしは子供のころから”自分の選択”に理由を付けて説明するのが苦手だった。だって、私のあこがれの心はあこ

          なんで私はこれが好きなんだっけ?

          1週間在宅ワークをして気づいたこと、わざわざ生きよう

          TVをつけたら朝から晩までコロナウィルスの話でもちきり。わたしの勤める会社では、在宅ワーク指令が発動し、先週の金曜日から今日まで5日間家で仕事をしています。いつまでつづくかわからないパンデミック映画みたいな緊張感とともに、在宅ワーク期間はひとまず来週末までに引き延ばされました。今日は、在宅ワーク中に気づいたことを書きます。 普段から働くお母さんたちは在宅ワークを活用している人も多く、部署内でもその日拠点がバラバラにいることがあり、TV会議やチャットツールにはみんな慣れていて

          1週間在宅ワークをして気づいたこと、わざわざ生きよう

          お洒落な人への途方もない憧れ

          今日はどんな人に会いましたか?街には本当にたくさんの人が楽しそうなことに心温まり、でもまだまださらに貪欲に楽しさを欲している横顔に少し怯え、その度に「本当に色んな人がいるな。知ってたけどやっぱ色んな人いるわ。」なんて考えていました。 お洒落で「良い」生活へのあこがれ世の中には、プロフィールまるごとお洒落な人がいて、私はその人たちの「いい暮らし」に途方もない憧れを抱いてしまう。読んでる本からお洒落だし、そんなん誰も見てないでしょ(笑)みたいな、部分、例えば彼らの家に置いてある

          お洒落な人への途方もない憧れ