愛は思い出して
ずっと前から知っていたような
ただその姿を見るだけで安心するような
きっとこの世界で初めて会ったんじゃないって確信できるような人。
双子の魂と呼ぶ人もいるかもしれない。
彼が何を考えているかもわかる。
疑問に思っていることもわかる。
受け入れられないものの1つ1つがわかる。
地球上で上手く生きていけなさそうなのもわかる。
その様がわたしにそっくりだから。
つまんないくらい全てがわかる。
でも安心する。
指一本触れることなく過ごした彼との時間で、わたしは愛を思い出した。
ずっと前から、知っていた。
ずっと前からわかっていた。
愛を思い出した。
わからないことだらけのこの世界で
あなたに出会ったのはきっと初めてじゃないということだけがわかる。
私たちはずっと繋がっているような、
本当に双子の魂のような存在だから、この世界で1つになろうとしない。
それを美しいと思う。
彼に出会えたことで、わたしの人生は安心と愛に包まれた。
でもあえて、指一本触れたくない。
あえて、1つになりたくない。
あえて、あえて。
**なんでだろう、わたしが思っていことの全てを、彼は愛してくれると思える。
**
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?