【骨格筋】大殿筋の解剖学
大殿筋の解剖学
この記事は大殿筋の解剖学的知識のアウトプットを目的としています。
解剖学初学者の方への小さな助けになれば幸いです。
今回は大殿筋の情報をまとめました。
基本情報
概要
臀部を形成する殿筋のうち最も大きく最も表面にある筋肉です。
主に股関節の伸展動作に働き、その他に股関節を外旋させる作用も持ちます。
臀部を形成している筋肉のうち最も表層部にあり、肥厚し、著しく膨隆して豊満観を与える筋肉です。単一筋としては人体の中で最大の面積を誇ります。
起始
腸骨の後殿筋線
仙骨下部の後面
尾骨の側
仙棘筋の腱膜
仙結節靭帯
殿筋筋膜
停止
腸脛靭帯の上部繊維
殿筋粗面の下部繊維
支配神経
下殿神経
(L5~S2)
血液供給
上殿動脈
下殿動脈
機能
股関節の大腿
伸展
外旋
外転(協力筋)
メモ
大臀筋は股関節が約15°以上伸展したときに作用され始めるので歩行時などではあまり作用しません。股関節の外旋筋でもあるので外旋を伴った股関節の伸展動作のときに一番使用されます
腸腰筋の拮抗筋として働きます
まとめ
今回は大殿筋を解剖学的に紐解きました。
他にも筋肉別に記事を書いておりますのでよければご覧ください。
少しでもお役に立てますと幸いです。
参考
引用
ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)
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