【骨格筋】大腰筋の解剖学
大腰筋の解剖学
この記事は大腰筋の解剖学的知識のアウトプットを目的としています。解剖学初学者の方への小さな助けになれば幸いです。
今回は大腰筋の情報をまとめました。
人体の中心部にある超重要な筋肉です。
基本情報
概要
大腰筋は脚の近位部(上肢)にある筋肉で、股関節や大腿部の動きを補助する筋肉です。この筋肉は腸骨筋と交わることが多く、両者は1つの筋肉、腸腰筋とされることもあります。歩行や姿勢制御に関わる重要な筋肉です。
腸骨筋
小腰筋
起始
T12からL4の腰椎の側面と横突起
全腰椎肋骨突起
椎間円盤
停止
大腿骨の小転子
(画像は上を参照)
支配神経
腰神経叢(L2-L4)
機能
股関節の屈曲と腰椎の安定化
下肢を固定すると体幹を前に曲げる
同じ機能の筋肉
大腿の屈曲
主動作筋
協力筋
拮抗筋
メモ
・大腰筋は体幹と下肢を結ぶ人体唯一の筋肉です。
・歩行や姿勢の安定に重要
・内臓に接触する位置にあるので硬直すると内臓機能低下にもつながる
まとめ
今回は大腰筋を解剖学的に紐解きました。
位置に深部にあるので直接触れづらい筋肉ではありますが、イメージで大腰筋の感覚を掴みケアするこが大事ですね。
他にも筋肉別に記事を書いておりますのでよければご覧ください。
少しでもお役に立てますと幸いです。
参考
・https://kinniku-no-hanashi.com/2018/02/26/tyouyoukin/
・https://www.anatomy.tokyo/systematic/sa10/origin-and-insertion-of-iliopsoas/
・https://alaise-seikotsuin.com/tyouyou
・https://note.com/forpt/n/n959bec041ac7
引用
ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?