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ヤバミ澤店長

これは、学校で毎日会うギャルが話していた話。
※話しかけて仲良くなりたかったけど、人見知りすぎて無理でした。
ごめんなさい。

私は数ヶ月前に、職業訓練校という学校に通っていた。
お昼になると目の前の席で、ギャルの二人組がお弁当を食べる。
私はすぐ後ろの席で、資格の勉強をする。
それがルーティーンだった。

勉強が苦手なので、自然とギャルの話が耳に入る。
まじで、全然集中してなかった。

ギャルはどちらも20代で、呼び名をAとBとする。
Aは元アパレル店員で、Bは元介護職。

Aは、前職の話を始めた
「私の前職の店長が、パワハラ凄くて皆辞めていくんだよね。
 男のスタッフが新しく来る事に、不倫するの。
 多分、男なら誰でもいい感じ。」

聞き耳を立ててたけど、思ったより、店長やばいやん、、、

ここからは、ヤバイ店長を
仮の名で、ヤバミ澤と呼ぶ。

話を聞いていると、Aはヤバミ澤店長とは
違う店舗のため、たまにしか会わないようだった。


Aは続けて話した
「ヤバミ澤店長と、話すことないからさ
 ヤバミ澤店長の、ご家族の話に相づちうってたんだよね。
 子供が運動会だった〜とか、旦那の文句とか」

大体そんな感じで、ヤバミ澤から目を付けられないように
ご機嫌をとりつつ、流していたらしい。

Aはその後、他の店舗のスタッフとたまたま会う機会があり
ヤバミ澤店長の話になった。

Aは、ヤバミ澤店長の愚痴を言った。
「ヤバミ澤店長と話すことないから、家族の話に相づちうってるですけど
 旦那のこと"あの男"って呼ぶの、ありえなくないですか?」


他の店舗のスタッフ
「え、ヤバミ澤さんって家族いないよ。結婚もしてないよ。。。」

私の心の声(え、こわ、、、、)

以上がギャル怪談です。

その他にも、アパレル店では足音、話し声などの怪奇現象が起きていたらしいのですが
Aは「産気づいたハクビシンが、屋根裏に忍び込んだだけ」と話していました。





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