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【意外だった】外国人は日本の〇〇に感動している5選!

訪日観光客が、なぜ、今増えているのか。
日本が国をあげてインバウンドに注力しているおかげさまはもちろんのことですが、ただ「マーケティング、プロモーションが上手い。」だけではない、日本人が元から持っている意外な文化に惹かれている。という点を今回は書いていきたいと思います。

海外の人が、日本のココが好き!と思っているところを、実体験をもとに綴ります。(今までお話ししてきたアメリカ、オーストラリア、ヨーロッパなどの欧米人を参考にしています。)

2023年12月はついにコロナ前の訪日外国人数を超えましたが、トップは韓国、台湾、中国と、アジア諸外国です。
これは、距離が近いということが大きな要因だと思います。
しかしシンプルに距離と訪日外国人数が比例する場合、日本とアメリカの距離は、韓国と日本の距離よりも約10倍遠いです。
そうなると、韓国の訪日数と比較するとアメリカは10分1くらいか?となりそうですが、実際は4分の1です。
(23年12月のアメリカと韓国の訪日数比較:https://www.tourism.jp/tourism-database/stats/inbound/)
距離が遠いにも関わらず、距離比較で見た訪日数は2倍以上高いです。ここを、日本の強み(エンゲージメント)と見ています。
距離的なデメリットがありながら、欧米人が好んで日本に訪れる理由について、多くの外国人と話した中で感じ取ったことをお伝えしていきます。

※また、私が日本人として感動した場所(厳島神社とか京都のお寺などなど)は、「日本の伝統文化としてもちろん外国人も感動するよね。」と思っているため、そういった意外性のない部分は省いています。そのため、ギャップを感じた部分のみを抽出している個人の見解が多く含まれています。

全てのホスピタリティが高い!サービスに感動

世界屈指のこんなに高いサービスを提供しているにも関わらず、全く天狗になっていない日本はいつの時代から始まったのでしょうか。国民性としか言いようのないサービス力の高さに、外国人は驚愕しています。

しかも、日本人にとってはあまりにも普通のことで気づいていないことが多いです。

・飲食店のサービスの良さ

まず、飲食店のスタッフの良さがピカイチです。店員はただの「頼まれた料理を運ぶ人」ではないです。
飲食店によっては、水が無くなりそうな人には水を注ぎに行き、なぜかおしぼりが無料で当たり前にあります。
音楽を聴いたり、ベラベラ店員と喋りながらその場をやり過ごしていることは全くなく、目の前の仕事をきっちりこなしています。
海外からすると、ネガティブなことが起きないこと(店員の態度が悪い、料理まずい、遅いなど)が、「良い店」という評価に対し、日本はこの「良い店」モデルは最低限の当たり前であり、それを超えた+αを狙ってきています
これがOMOTENASHIの心ですね。

・トイレ

ご存じの方も多いでしょうが、この+αを狙う気持ちはトイレにも現れています。トイレの性能の良さはクレイジーです。
海外にいると、ティッシュを使いすぎるとすぐ詰まる。大をした時に1回で流れないという不便さが頻繁にあるため、1回で流れるだけで感謝をする日々です。
それなのに、音を出す謎の機能があったり、お尻を洗うノズルが付いていたり、自動で防菌してくれたり、ホスピタリティの極みです。

・いや、包装多すぎない!?

日本は個包装や、ラッピングなど、あらゆる包装物が日常にたくさんあります。「包装の国、ニッポン」と言っても過言ではありません。日本人の私にとってはかなり普通のことだと思っていましたが、外国人からすると「いや、包装しすぎじゃない!?」となっています。
確かに、振り返ってみると一つの買い物に対して何回包装するシーンがあるのだろうと思います。煎餅を百貨店で買うにしても、
①10枚全てが個包装
②そこに頑丈な箱が用意されている。(ここまではうん..OK!)
③お土産ならラッピングなんかもしちゃって
④おまけに百貨店の手提げ袋でいっちょ上がり!
⑤あ、雨の日だったら手提げ袋のためのカバー袋も付けちゃうよ★

とまあ、包装の国、ニッポンぶりは外国人を驚かせます。
そもそも①の個包装からすごいこと。OMOTENASHI

※しかし、昨今のSDGsでこの包装国家ぶりは、ややネガティブに思う外国人がいるのも事実です。

有名人みたいな眼差しで感動


日本に旅行に来た一人のヨーロッパ人が、「電車や店で座っているだけでもすごく日本人からの視線を感じる。見たらにっこり笑ってくれて、すごく愛想が良い。たまに僕が座っているだけで横でチラ見しながら女性たちがキャッキャしている。まるで僕は有名人みたいだ(照)」
と嬉しそうに語ってくれた友人がいました。

別の友人も、観光をしている時に、制服を着た高校生3人組の女子たちが近づいてきて、すごく楽しそうに、分かる英単語だけを振り絞って話しかけてくれたそうで、最終的に「わー!!ブルーアイズだー!!すごーい!!」と顔を近づけて目をじっと見つめられて照れまくった話をしていた人もいました。

日本にとって外国人、特に青い瞳の人は魅力的に見えやすいです。そして、彼らは素材そのままの状態でもすごくモテてしまい、日本にいると有名人気分になってしまうと言っていました。

※そういったことから、アジアに行ったらモテるという噂も広がり、最近では結婚をしたい欧米人がアジアにソロ旅をしに来て婚活をしている人も少なくありません。

日常が便利すぎて感動


私は、先進国はどこも便利で、日本は平均的だと思っていました。発展途上国だけが不便だと思っていたら大間違いでした。

「便利」とは、何か飲みたいときにふらっと自動販売機でお茶を買う、24hのコンビニ、吉野家に行くなど、日常でよくある行動のことを指しています。
「あっ!シャンプー無くなってた!夜だし仕方ないからコンビニで買いに行こう」みたいな出来事も、海外ではなかなか叶いません。明日まで待たねばなりません。
どんな時間でも日用品も美味しいご飯も手に入るなんて、日本は究極の便利国家です。
しかも、コンビニがある国だとしても、ここまで衛生的で食欲をそそる品揃えを夜中でも誇っている国はありません。なんなら電子レンジもお湯もスプーンも常備しているのですから。
こういった夜中でも安心して営業できるインフラがあるからこそ、夜中に女性が歩いていても違和感がなく、比較的安全な街として成り立っています。

そんな光景が、先進国から来た海外の人にとっても、びっくり仰天な出来事として目に映ります。
好きな食べ物「セブンイレブンのサーモンおにぎり最高」と言っている外国人もいました。(「いや、めっちゃ普通やん」と思ったけどこの人にとってはそうじゃない)

日本は安くて美味い感動


世界GDP2位を伸長してた頃の日本、このまま1位になっちゃうんじゃない!?というイケイケな日本の時期を知っている外国人にとって、未だに「日本はお高い国」と勝手に思っている人もいます。
そういった人たちが円安になったきっかけや、行きやすさが増して、初めて日本に行ってみると、「めっちゃ安いやん!しかもめっちゃ美味いやん!」となるそうです。
大阪といえば「安くて美味い」がモットーの街、美味いはもちろんこだわるが、安さにもこだわる。という説がありますが、世界にとって日本は大阪みたいな感覚で愛されちゃうのかもしれません。こと食消費については。

先陣を切って走っているのはSUSHIとRAMEN。SUSHIはくら寿司やスシローが感動的に愛され、板前さんが握る寿司もお手頃価格で最高な気分になれる、気持ちいいくらいに上から下まで幅広くSUSHIは世界の人々を魅了しています。
RAMEN、アニメや日本のことが好きな人に比較的愛されている印象です。NARUTO効果を感じます。

次にTEMPURAとUDON、MISO SOUPでしょうか。UMAMIも流行ってきているので、今後も愛される日本の料理は増えてくるでしょう。

なぜここまで日本料理が愛されているのか?この部分も、日本人にとっては当たり前の感性が外国人にとっては当たり前ではないという点が大いにあります。ここはまたどこかで綴れたら。。

何をとっても安くて美味い、日本人にとっての高級料理店も外国人からすると安いと思える。現在の日本の超高級料理店は、海外のグルメな人たちによって支えられている節もあるようです。

まとめ

なぜこんなに訪日外国人は日本に訪れるのか?円安で安いから?
と、私自身の中では、日本の品質は当たり前だと思っていたために、気づきもしない部分で外国人が驚ていることに、驚いていました。
先進国でも全然当たり前ではない、とても良い国に生まれたことに気付かされたきっかけにもなり、日本愛が増す出来事でした。

海外の人にとっては、自国よりも高いサービスとおもてなしを受けることができ、自国よりも安いと思える日本は、リピート間違いなしの愛され国になっていってます。これをきっかけに、日本の人たちにも恵みが増すことを期待しています。




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