こんにちは、海外在住妻X子です。　今日は、お金と心の余裕について話したいと思います。

海外で生活する多くの日本人妻は、以下のような課題に直面しているのではないでしょうか。

• 夫はキャリアを追求している一方で、自分のキャリアには何のプラスもない。

• キャリアのブランクが数年に及ぶと、日本や現地での再就職が非常に困難。

• 現地の語学学校に通って自宅でも猛勉強しても、クラスでついていくのが難しい。

• 夫は自分のストレスを理解せず、自由気ままに生活。生活費の不足により、節約生活を余儀なくされる。

• 子供に日本の家族や文化を体験させたいと思っても、帰国はなかなか叶わない夢。日本の食事やイベントは全て自分で作るか、古いものを使い続ける他ない。

• 日本からの支援物資が心のオアシスとなり、経済的にも家族や派遣元である日本の会社に頼りぱなし。

海外に住む日本人妻にとって、ストレスを感じない日はほとんどありません。お金がないため、散歩以外では家に閉じこもりがちです。人を招くにも、食事の準備などにお金がかかり、おもてなしをするためには多大な労力が必要です。イベントの後は疲れ果て、ゲストの反応も思うように得られず、人を招くこと自体が億劫になってしまいます。

また、たまの息抜きで会う友人とのカフェやランチの費用についても、夫から不満を言われることがあります。美容に関しても、現地の低品質な化粧品を仕方なく使用し、肌の状態は悪化する一方です。美容院も高価で、数年に一度の利用か、セルフカットしかありません。このようなセルフケアも無駄遣いと家族から不満を言われがちです。

このような状況が続くと、家に引きこもりがちになり、一日中パジャマで過ごし、日本のテレビやYouTubeに没頭するようになります。日本の銀行口座の残高が減少し続けるのを見て、海外生活の高コスト、自分のキャリアや存在意義について悩み、気持ちが沈んでいきます。

移住前に描いていた輝かしい生活とは正反対の、厳しい「修行」のような生活、予想外の現実に直面します。

これは海外に住む多くの日本人が、多かれ少なかれ経験することです。なぜ自分だけがこんなに苦労しなければならないのかと自問自答し、その都度、気持ちを切り替えて乗り越えていますが、そのストレスは大きく、時にはトラウマにもなり得ます。

海外生活が長くなると、夫婦間の争いの原因も、上記のような問題に関連することが多くなります。悩みが深まり、打開策が見つからない状況に陥りがちです。

しかし、子供の頃にお年玉をもらった時や、給料日、ボーナス日など、少しの金銭的余裕ができただけで気持ちが楽になったことを思い出してください。手元に少しずつ増えていく資産があるだけで、どれだけ心に余裕が生まれるかを想像してみてください。自分が異国でもがきながら日々成長していることを、資産の成長に重ね合わせることで、海外生活のストレスを少しでも軽減できるかもしれません。

資産形成のスタートは、経済的自立への第一歩です。小さなことからコツコツと始めていきましょう。

これから、特別な知識がなくても海外で資産形成を進める方法を具体的にお伝えしていきます。