2000年代は、imodeが流行して、iphoneも発売され、新しいトレンドが目白押し、ECも台頭して、新規事業を考えるネタには困りませんでした。

ただ、当時は流行りに乗って伸ばした事業はことごとく、商品サイクルの末期に差し掛かっていて、また、新しい流行に乗るだけのビジネスに限界を感じているところでした。

特に主力のウェブ制作事業は、一年先、場合によっては3ヶ月先の売り上げも見えない経営を続けてきましたから、社員も先が見通せず不安だったろうし、経営者としても、そろそろ売り上げの計画を立てやすい経営をしたいと考えてました。

そこで目をつけたのが、メール配信のクラウドサービスです。当時の売り上げは小さいものでしたが、売り上げ予測は、物差しでさっと線を引けば大体予想は的中します。

あ、こうした事業を伸ばせば、将来の売り上げの心配をせずとも、費用のコントロールさえすれば経営ができる。

そこからサブスクビジネスの拡大に取り組むと決めました。