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【映画コラムno.4】生きるとは、生きてるとは、

台北暮色を渋谷のユーロスペース で観てきました。ずっと夜しか上映してなくて、たまたまお昼からやっていたので観にいったら、まさかの立ち見がでていて驚きました。

3人の台北に住む若者の物語。

私は一度しか台湾を訪れたことはないですが台湾映画、ドラマを見てきました。
どこか日本と似た部分があると思います。
描き方が似ているのかな。

現代を生きる台北の若者たち。
まだ若く何食わぬ顔で1人で自由に日常を過ごしているけれど
実は7歳になる子供がいたり、
毎日のように自分の携帯にかかってくる
同じ相手を求める知らない人からの間違い電話
いつの日かそれが当たり前の日常になっている。

過去を掘れば誰もが理解できないこと、
体験したくないことを経験しているけれど、
私は今のあなたを理解できそうだ。
みんな、理解して生きているのだろう。
今のあなたを見て、隣にいたいと思うのだろう。

それは、台湾であろうが日本であろうが
関係なくて、
生きている人間ならば
みんな、同じことを想うのだろう。

そっと誰かの日常を覗いているような
寄り添っているような
柔らかいタッチの映画です。
小さな映画館でゆっくり
午後から観たい映画です。

今年の秋には台湾でヒットした「あの頃君を追いかけた」のリメイク版(日本版)が公開され、台湾映画が日本にも少しずつ広まっているような気がします。
実は、台湾でも日本の映画を結構公開しているんですよ!

サポートしていただけたらとっても嬉しいです。人生を楽しむために何をしようか、様々なことにより挑戦できると思います。