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自分の人生だけど、「大切な他人」にも参加してもらおうよ♪って思ったお話。

自分のことって、案外
他人のほうがよく分かっているもので

ことリウマチ患者の私においては
その傾向がさらに強いようです。


「大丈夫?」と聞かれれば
「うん、大丈夫!」

「痛むの?」と聞かれても
「ちょっとね!でも全然大丈夫!」


それが
まったく大丈夫じゃなくて、

それが
とんでもなく激痛だとしても。



マニュアルで決まっているの?
というくらいに

さらっと、そう返してしまいます。



付き合いの浅い相手であれば
「そうなんだ」で話はおしまい。


ですが、

一緒にいる時間が長い
家族やパートナーともなると

「どうせ大丈夫じゃないよね」
と、こちらの傾向をお見通し。



でもね、自分でも
本当に「大丈夫」だと思ってることが
ほとんどだったりするんです。


でもでも、

本当に「大丈夫」だと思っていた
はずなのに、

その後にガクッと不調になったり、


プツっと糸が切れたように
シクシク泣けてきたり。



そこでようやく

「あ。全然大丈夫じゃなかった」

と気づくことになるんですよね。



実際のはなし、
わたしという人間について

長く一緒にいる他人からは

・がまん強い
・がんばりや、がんばりすぎ
・ストイック
・自分に厳しすぎる

と言われていたのですが、


わたし自身は

・怠けもの
・打たれ弱い
・逃げ癖がある
・全然がんばっていない

と思っていました。本気で。

だって、
「どう考えてもそうだから」って。



そして、こうとも言われました。

「自己評価が低すぎる」

「過小評価すぎる」

と。



─── ふむ。確かに。


無意識になのか、意識的になのか
人の目を気にしてなのか、

とにかく自分を低く評価して
「まだまだ!」「怠けるな!」
無意識にムチを打ち続けていた

のかもしれません。


きっと、そんな
真面目で、まっすぐで、
がんばりすぎる性格ゆえに
リウマチに好かれたわけですが、

リウマチになってしまった後まで
こんなにがんばりすぎる必要って

本当は

1ミリもないんですよね。




リウマチという完治しない病気に
わざわざなったということは、

「がんばりすぎだよ!休めー!」

「もっと自分に優しくしてあげて!」

「これ以上がんばると壊れるよ!」

「自分が喜ぶことをしてあげて!」

「人の目なんて気にしなくていい!」

「あなたは十分がんばってるよ!」


──────、

そんな、自分自身の、心身からの
悲鳴、SOSだったのかもしれないのに。



結局、わたしも
ここまで身体が壊れてしまってから

ようやく

「自分を、考え方を、変えよう」

と 思えるようになりました。



もっと早く気づいて
考え方を変えることができていたら。


そんなタラレバを
言ってしまいたくなりますが、

変わらないまま
ここまで来てしまったのも自分自身。


とは言え
過去の自分を責めたって仕方ないし、

そもそも、責めるどころか
たくさん がんばってきたんだから、

責めるんじゃなくて、
まるっと肯定してあげよう。
って

今は、そう思います。



自分ひとりでは気づけないことも

周りにいてくれる大切な
家族、友人、パートナー、子どもに

気づかせてもらることって
本当に、たくさんありますよね。



それがたとえば褒め言葉だと
「そんなそんな」と謙遜してしまう
リウマチさんが多いのかな?

と思いますが(わたしもそうです)

それはお世辞でもなんでもなく、

ただの「事実」。


下心でも、よいしょでも
なんでもありません。

ただの「事実」。



だからこそ
「あ、わたしってそうなんだ!」と
素直に受け止められたならば、


それがイコール、

自分自身を大切にすることにも
つながるんじゃないかな?
と。


もちろん、誰かれかまわず
全員の言葉を受け止めていたら
疑心暗鬼にもなると思うので、

自分の中で基準をきめて
「この人の言葉は素直に聞こう」
と、相手を絞る
のもいいですよね ♪



それが、わたしの場合は
「夫」なのかもしれません。


つらつらと書いてきたわたしも
いまだ素直に受け止められずに
夫からの言葉に反発すること、

ありますとも。ありますあります。


でも、悩んだときや困ったとき
心の中にふと思い浮かぶのは、

夫からの言葉だったりするんですよね。



ということは、

"素直に" ではないけど
しっかりちゃっかり受け止めていて

必要なときに引き出せる場所に
「大切な言葉」として
しっかりと保存
できていたんです。



・・・うん。それでOK。


「素直に受け止めなきゃ!」
って ガチガチにならなくてもいい。


うん。そうだそうだ。

(話がぶれぶれ。笑)




何が言いたいかと言うと、

あなたの良さを
しっかりと分かってくれている人が、

必ず、近くにいます。



ということ。


だから 絶対にひとりじゃないから

ひとりでがんばろうとしないで
どんどん周りに頼りたいものですね🌷


「頼ってくれて嬉しい!」
「ツラいって言ってくれてありがとう」
「あなたの人生に参加できて嬉しい」

そんなふうに思ってくれる
素敵な人が、きっと周りにいるはず。


だって、

そんな優しい人に恵まれるほどに

あなた自身が素敵な素敵な人だから。



そしたら、また🕊️

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