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「今日も仕事楽しかった!」が最大のキャリア教育


はじめまして!
株式会社すみかの月館です。

私は大学卒業後、教育実習をきっかけに「安心して挑戦できる環境を作りたい!」と思い、普通の高校の社会の先生になりました。
ただ、先生をし始めて1年が経ち、社会のことを知らないのに社会を教えていることに違和感を感じて、先生を辞めることを決意しました。
その後、小中学生向けのプログラミングスクールに転職して講師を勤めていました。その傍ら私自身プログラミングを学んでオンラインで色々な大人に進路相談できるサービスを開発しました。そこから札幌の高校で探究コーディネーターという学校と地域をつなぐ仕事をしていたり、企業の課題を高校生が解決するという課題解決プログラムを提供したり、総じて「大人も子どもも安心して挑戦できる環境づくり」をしています。つま先から頭のてっぺんまでどっぷり教育に身を注いできた人間だからこそ思うのは、「何がこれからの教育は何が正しいんだろう?」という疑問でした。

そんな疑問を解消するために、先日はアメリカにある日本でも進んできているプロジェクト型学習を実践しているHigh Tech Highという学校に視察に行ってきました。

「High Tech Highも完璧ではない。」という先生
「PBLは手段であり、変わりうるかもしれない。」という管理職の先生
つねに自分たちができることにフォーカスし、生徒にために最大限のパフォーマンスを実現し続けている姿が本当にかっこよかった。

現地に行って結論出ました。
教育は誰もが経験しているからこそ、簡単に批評ができちゃう。
日本の教育はオワコン、 日本の先生は変わらない。日本の教育制度今にあっていない。嘆くのは簡単。
でも、そんなことを嘆いても子供達は変わらないし、むしろ、子どもたちが日本ってよくないんだって思う。

だからこそ、みなさんにやってほしいお願いが1つだけあります。

「今日も大変だったけど、仕事楽しかった!」

と子どもに伝えてください。
このnoteのタイトルに興味を持ち、ここまで読んでくれているあなたは、仕事も人生も全力で何かを変えようと人生を全力で生きていますよね。
でも中には、

「私はそんな高校生に語れるような人生を生きていない。。。」

という方もいると思います。

弊社が提供する進路相談フェスでは、この2年間で過去120名以上のサポーターと関わる中で実際にこうした自信がない若手社員の方がいました。

あなたの人生が素晴らしくある必要はありません。
あなたが生きているだけで素晴らしいので問題ありません。
あなたが失敗してきたこと、あなただからこそ伝えたい高校生へのメッセージがあると思います。あなたのありのままの人生が生徒のためになります。

と、伝えさせていただいた上で、進路相談をしていだきました。

素晴らしい形跡を残した人のありがたい言葉に、高校生は聞き飽きています。そこに本質はありません。むしろ、YouTubeでも観ることのできない誰にも言えないような恥ずかしい経験から学んだことを高校生は聞きたいんです。

そんなありのままのメッセージを伝えてもらい、彼が悩むことを聞いて、応えてもらう。そんな時間を通して、お互いに新しいチャレンジに向けて一歩前に進める。

「失敗はよくない」と思い込んでいたある生徒が、進路相談で社会人から「起業でお金を失い、失敗した経験が今の経営に活きている。だからこそ、『失敗はしていい』んだよ」という話を聞いたようです。
そこから失敗は悪くないと思えるようになり、視野が広がったと同時に、響きすぎてその社会人が進路相談で使用していたパワポをパソコンのトップ画にしていました。笑

そんな成功も失敗も全て引っ下げて生きているあなただからこそ伝えられる言葉がある。
そんな場を、10校約3000名の生徒に語れる窓口を、ご用意しております。
サポーターパートナー企業営業マン・経営戦略・授業運営者など仲間になってくれる方を募集しております。
あなたの手触りのある泥臭い人生が聞きたいんです。

高校生が変わるシーンを通して、あなたも、仲間も、組織も変わる瞬間に一緒に出会いませんか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

100日note-Day78でした。

いただいたサポートは、オンライン進路相談会の活動費に使わせていただきます。