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忙しいときに焦るのは逆効果だから、必死でゆとりを意識する

大体焦る時って…

  • やることが多い

  • やることができてない

  • やる気が出ない

  • 体力がない

  • 時間がない

とかかなぁと。もっとあるか。まぁ書き出したらキリがないや。


焦ってる時ほどゆとりを意識

あんまり歓迎したくない感情ですよね。そこで「焦りとゆとり」っていう言葉をご紹介したいなと。これはぼくが心療内科医から教えてもらった言葉。「焦っている時より、ゆとりを持っている時のほうが良いパフォーマンスが発揮される」と解釈しています。


「焦りとゆとり」という言葉は正確ではないかもしれませんが、元は中井久夫先生という精神科医の提唱した考え方です。統合失調症や阪神淡路大震災後のPTSDのケアなどに尽力された先生として有名ですね。


1分1秒を争う事態って、日常にある?

こんなシチュエーションの時、どうしますか?

期限は今日の午後13時。今は9時。やることに着手。さて、焦りながら作業するのと、ゆとりを持ちながら作業をするの、どちらが良い結果を生むでしょう。

たぶん大勢の方は「ゆとりを持ちながら」と答えるかな、と思います。でも実際にその場面になったら、焦る。なんでかというと、時間がないから。「時間がない=焦り」と勝手に体や脳が判断するんですね(自動思考ってやつかな?)

自動的に、反射的にそうなってしまうのは仕方がないこと。それが人間だし、多くの人はそういう考え方で生きてきたから。

だからまずはその時点で「あ、今焦ってるな」って気付いてみて…そして気付けたら次に「ゆとり」を意識してみましょう。

どうやってゆとりを意識する?さっとできるのは深呼吸。目を閉じてもいいかも。すっと意識を呼吸に向ける。

「焦るなー焦るなー」って思ったら余計焦ってしまうのが人間。「焦る」という言葉を脳内でイメージするだけで焦るものなんです。ネガティブワードを思い浮かべるだけで、落ち込んだりするのと同じ原理。

1分でも30秒でもいいかも。たぶん焦ってる時って「1分1秒が惜しい!」って思って行動開始すると思うんですけど、果たして「1分1秒を争う機会」ってあるのでしょうか?

電車に遅れそう…とかならあるかもですけど、例えば午後イチで間に合わせないといけない仕事に取り掛かるとして、1分って大きいでしょうか?ギリギリだとしても、12:59に完了するか、13:00に完了するかの違い。

1分なんてそんなもんです。それなら「ゆとりを意識して効率的に余裕の気持ちを持ったほうが良いパフォーマンスは出せる」と思います。

ちゃんと焦りを取りたい方へ

ぼくのおすすめは「インスタント瞑想」です。3分間のマインドフルネスで頭の中をいったんからっぽにします。アプリを使ってるのですが有料なので、気になる方はどうぞ。認知行動療法もできるおすすめのアプリです。

YouTubeでも結構ありますので、探してみてください。


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