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#図書感想 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

こんにちは。丸微笑です。

久しぶりに心から面白いと思う本に出合えましたので、紹介します。

ちなみに丸微笑は、歴史も社会もまるっきり頭に入らない学生時代でした。
そんな丸微笑が、すんなりと哲学と言うカビの生えそうな概念を、

「面白い、美味しい!」

と言えのが、この「史上最強の哲学入門 東洋の哲人」でした。

この本をお勧めするのは、ざっくりと歴史の流れを俯瞰したい人、盲目的に念仏(アファメーション)を唱えてばかりの人、頭で考えて現実の実践に落とせていない人です。

この本を書いた著者 飲茶氏
ペンネームなので詳細は、私にはよくわかりません。
本の中の文章を観て想像すると
「あれこれ考えずに、茶を一服している至福の時間をリラックスしてこそ人生だ」
と、執筆の間を楽しんでいる人ではないのかな、と思います。

本の内容は、

「私」という囚われ、思い込みをいかに捨てるか。
紀元前のインドの果てから東へ東へと、ついに日本へ渡ってきた哲学、宗教をカオスのごとき歴史から俯瞰して点と点を繋いでくれる本です。

哲学入門ですので、俯瞰して5千年くらいを一冊の本で観れるというのは、非常に画期的だと思います。
 お金を払えば知識として手元に置くことが出来るし、仏教だけでもありがたいとされる本は云百巻で昔の言葉で書いてあるのですから、めちゃくちゃ画期的でしょ。
社会の教科書もこの本にしたら、「好き、面白い」が増えるでしょうね。

本文
「結果」東洋哲学にとっては「理屈」や「科学的根拠」なんてものはどうでもいい。
「結果」を出せるならウソも方便である

引用終わり

東洋哲学は、「結果」重視。
ピラミッドの頂点にいる釈迦様が、右に行けと促して、行った人が悟りを得られればOK。
師匠になぞなぞを出されて、答えを否定され続けても、悟ればOK。

では、思い悩む人、ゴールが分からない人、念仏ばかり唱える人は、
その「結果」を出すために、どうするか?

そんな人のために、本を読んだ後に落ちてきた(脳内)師匠の言葉を書いておきます。

「 生を受けたなら、とりあえず 向こう側まで行ってこい。

与えられた時間はお前が生まれてから死ぬまで。

途中で何があっても何を使っても、 とりあえず向こう側へ 泳ぎきれ。

向こうに行ったら何があるかなんて わしにもわからん。
言った奴にしか分からんのじゃ。

楽しんで冒険するのもいいし ビクビク 怖がりながら行くのもいいし
全てお前の態度が決めていく。

それじゃ楽しめよ。」

ところが、
本文
「言葉」だけならいくらでも書ける。
引用終わり

山の中の桜が人知れず、咲いていてとてもきれいだったよ。

行ってない人でも書ける。
悟っていなくても書ける。

問題はあるのですが、そこは我々生きている間に次々と体験を重ねて
腑に落としていこうではありませんか。
各々のゴールに向かって行け―!!!

今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。
読んで微笑みが浮かんだら「好き」してくださいね。
Have a nice Life!

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