（タイトル画像は「飯山陽のいかりちゃんねる」より　敬称略）

日本保守党界隈で起こっている、池内恵東大教授と、飯山陽麗澤大客員教授（ともにイスラム・中東政治の研究者）のバトル続報。

＊これまでの経緯は下の参考記事を参照ください

飯山陽は、２９日１４：４７のYouTubeライブで、「池内恵氏の１８の大罪」を発表した。

東京大学教授、池内恵氏、１８の大罪

１　飯山陽に対する人格攻撃を開始
２　日本保守党、同党員に対し、変質者、極右、ファシズム、拝み屋等々の誹謗中傷を開始
３　自分は修士なのに博士である飯山を「狂乱インフルエンサー」と見下す
４　「狂乱」「虚言癖」「扇動者」など飯山陽の研究者としての信用を棄損するポスト連投
５　飯山陽は「昔から」、政治・外交を「全く知らない」と決めつける差別ポスト連投
６　東大教授として飯山陽に言論活動をさせないと宣言するアカハラ、パワハラ発言
７　飯山陽に執拗に粘着質にまとわりつくネットストーカーと化す
８　飯山陽の中東問題についての主張に実証的反論ができず、ひたすら感情的誹謗中傷を続ける
９　岸田政権の中東「バランス外交」を「現実的かつ適切」と高く評価
１０岸田政権の中東外交は正しく、イスラエルは悪だというポジショントークに終始
１１イスラム過激派の脅威や日本の中東政策の過ちについては一切語らず
１２自分はファシズムと戦い民主主義を守っているのだと自負
１３自衛隊OBや現地在住日本人を「一般人」と見下す
１４高齢者を「まともではない」「異常」「頭がおかしい」等々と差別するポストを連投
１５飯山陽の個人情報を勝手に開示し「公知」と言い張り、飯山陽への攻撃を扇動
１６「私は誹謗中傷してないよ」と、自らの加害について自覚が全くない
１７「死んでしまうよ」は「もっとやれ」の符牒に違いないと断定して被害者カードを切る
１８飯山陽をXでブロックして逃走

それに対して池内は、２９日深夜から反撃を開始した。

誹謗中傷を延々と繰り広げる一連の動画を見た結果としての妥当な批評に過ぎません。延々とこじつけで誹謗中傷を行う動画を公開し続ければ、「狂乱ユーチューバー」と呼ばれることは致し方ありません。（３０日０：０６）

虚偽の風説を流し続ける相手に屈することはありません。 嫌がらせと中傷・侮辱に加勢して人を黙らせようとするあなたの発言も記録して対処します。（３０日０：４３）

「いい加減に黙りなさい」これが中傷を常とする界隈の目的。私は黙りません。（３０日０：４４）

あなたが思っているだけで、当該ユーチューバーの複数の動画の中の発言は、事実ではない部分を多く含み、誹謗中傷・侮辱と明確に認められる部分を多く含みます。これらを総称して「狂乱ユーチューバー」と評することは、極めて抑制された批判でしかありません。（３０日１：５２）

２９日午前、いったん矛を収める池内の身振りで、争いが沈静化するかと思いきや、同日午後の飯山陽の「燃料投下」により、再び激化の様相である。

私としては、現下の紛争や中東外交についての実のある論争に発展すればいいと思っていたが、どうもそうなると「負け」だと池内側は認識しているようだ。

また、有馬哲夫・早大教授が、池内擁護のスタンスで参戦しているのも注目される。

はっきりいっておくが、池内氏は彼の攻撃者のように、侮辱罪、名誉毀損が成り立つ違法ツイートはしていない。また、島田氏、有本氏のようにウソもデマもいっていない。家族の経歴まで出して中傷していない。 法とルールをまもってる。 この点がまったく違う。(２９日８：２９）

有馬は『日本人はなぜ自虐的になったのか 占領とWGIP』などで保守系文化人と思われたが、このところ、加藤清隆、阿比留瑠比、百田尚樹などの保守人種に批判を繰り返している。

もうしばらく泥仕合を観察するか・・

＜この記事の続報＞

＜これまでの経緯＞