kakko's magazine vol.43 今回のテーマは『 カフェを巡る vol.4 』
今回訪れたのは、世界の朝ごはんが毎日終日食べられるお店『 WORLD BREAKFAST ALLDAY』

メニューは世界の朝ごはんのみ。朝から夜までずっと朝ごはんが食べられる面白いお店。
定番の朝ごはんに加え、二ヶ月毎に国を変えたスペシャルな朝ごはんを食べられます。
私が訪れた2023年2.3月はフィンランドの朝ごはん。
北欧雑貨のお店の店主としては、これは行くしかない！と思い足取り軽くフィンランドの朝ごはんを食べに行ってきました。

01.パスポートのいらない世界旅行

以前からお店の前を通る度に気になっていたこのお店。念願かなってやっと行けました。私が今回行ったのは外苑前店ですが、銀座や吉祥寺にもお店があるそうです。
世界の朝ごはんが終日食べられるというコンセプトにグッとくるものがありますよね。旅の中でも現地の食事をするのは楽しみの一つ。パスポートがいらない世界旅行に行ってみませんか？

02.二ヶ月で変わる世界のスペシャルメニュー

二ヶ月毎に変わる特定の国のスペシャルメニューと、定番の朝ごはんがあります。私が訪れた期間のスペシャルメニューはフィンランドの朝ごはん。フィンランドには何度か訪れたことがありますが、こういった伝統的な朝ごはんは食べたことがなかったので、どんな味がするのか楽しみ。

03.食事をする前から楽しい演出

食事の到着を待っている間に、席に置かれた三角形のかわいい冊子に目を通します。フィンランドの事、文化、食べ物などの説明が書いてあり読み応えがありました。近くの席に座ってる方がこの冊子を集めていると言ってたんですが、これは集めたくなりますね！

04.色彩豊かなフィンランドの朝ごはん

カルヤランピーラッカという名前の餃子をつぶしたようなフォルムのフィンランドの伝統料理に、スモークサーモンをのせて食べると美味しいと教えてもらったので早速食べてみました。食べたことのない不思議な感覚と優しい味が印象的でした。フィンランドでよく食べられているキノコの付け合わせもかわいくて美味しかったです。

05.デザートはラスキアイスプッラ

フィンランドではイースターの時期に欠かせないお菓子パンのラスキアイスプッラ。見た目はすごく甘そうに見えるんですが、意外とさっぱりとしているしパンも軽いので永遠に食べていたくなるほど美味しいデザートでした。

06.外国の定食屋さんのような雰囲気の店内

淡いピンクの壁面がとってもかわいい。昔インドを旅した時に入ったお店のことを思い出しました。お店のメニューも冊子も内装もすべてにこのお店への愛が詰まっていて、その中にいられることに幸せを感じました。

07.ワクワクが詰まった定番メニュー

こちらは定番メニューで、イギリス、アメリカ、台湾の朝ごはんが食べられます。ドリンクメニューも珍しいものばかりなので、またゆっくりと食事をしに行きたいです。
食べたことがないものを食べることで新鮮なエネルギーが体に入ってくるようで気持ちが前向きになる気がします。

心に新しい風を吹き込む
最近よく感じるのは、古い物にも新しい物にも良い部分が沢山あって、どちらも大切だということ。
歳を重ねることも素敵なことだと思っていて、熟成されたワインのようにその積み重ねがあったからこそ、考え方に深みが出たり、色んな方向から物事を捉えたりできるようになる気がしています。
過去の思い出も大切にしながら、新しい事や面白いことにも常に目を向けて、両方を大切にしながら生きていけたらいつも新鮮な気持ちで暮らしていけるんじゃないかな。
私は旅が好きで、旅が好きな理由はいくつかあるけれど、現地の暮らしや空気を感じたり、食べ物を食べたり、古いものと新しい物のバランスを見る事などはその中でも大きな割合を占めていると思います。
今回紹介した朝ごはんのお店のように、東京にいても世界を感じることができる。それってとっても楽しい。
色々アンテナを張って自分の心や感性を新鮮に保っていたい。