【ドイツ】世界半周して分かった日本のWi-Fi事情
●2016/07/05 ドイツ・フランクフルト/ベルリン
【一言日記】
灼熱の中東を抜け、いよいよヨーロッパ編へ突入。ヨーロッパ一カ国目はドイツです。
オシャレな雰囲気を満喫しつつも、物価の高さにビビりまくりの序盤。川沿いでウクレレを弾きながら地元の人と話すというノンビリした日々を過ごしています。
今日の後半では世界半周+日本縦断してみて分かった日本のWi-Fi事情についても言及しています。是非こちらもお楽しみに!
【メモ】
▼ドイツの第一印象
・電車静か!
・家が可愛い
・緑が圧倒的に多い
・空がでかい!
▼外車がたくさん
と思ったけど、フォルクスワーゲンもポルシェもBMWもドイツ産だった
改めてドイツの工業力すごい
▼ドイツ人は余暇の過ごし方が有意義
お祭を心から楽しんでる感じ
▼街の様子
ビール持ってる人多すぎ!
▼好きな街の条件
ウクレレをゆっくり弾けるところがあること
⇒都会は微妙 自然が多い場所が◎
▲マイン川ほとりのベンチにて 雨上がりの公園で子どもが遊んでいました
▼街の歩き方
いく場所3箇所決める!あとは流れで
⇒予めすべて決めきっちゃうと微妙
▼ベルリンの壁
東ドイツ国民はめちゃくちゃ望んでいたかというとそうでもないらしい。
ただ旅行がしたかっただけだから、大半は崩壊後も東ドイツ(東ベルリン)に留まったのだとか。 By 東ドイツ出身のおじさん
⇒ステレオタイプの日本の報道に気づく
▼エレベーター
閉まるボタンないところが多い 時間の流れがゆったりしている証拠か
▼ベルリン
建物が近代的 スタイリッシュな建物が多い
▼ヨーロッパバックパッカー
テント持ってる人多い
▼水
炭酸水多い!!オシャレだけど飲みにくい!
【今日イチ深く考えたこと】世界半周して分かった日本のWi-Fi事情
●世界と日本のWi-Fi事情
世界一周も遂に折り返し地点を迎え、いよいよ後半戦に。自分はここまで世界半周、そして一時帰国中の日本縦断を通し、様々な場所を訪れてきました。その中で切っても切り離せないのがWi-Fi問題。simロック端末を持つ自分としては切実な問題です。
今回世界や日本のWi-Fiスポットを使う中で、スポット数や速度や繋がりやすさを比較してきました。今回は世界と比較する中で分かった日本のWi-Fiの実情を自分なりにまとめてみました。(世界のWi-Fi事情については前回の記事をご覧ください)
●日本のWi-Fiは低水準じゃない!?
予てから日本のWi-Fiは不便という報道を目にしてきたものの、携帯の契約を停止したまま世界を半周し、日本を縦断して得た感想は『日本のWi-Fiは決して不便ではない』というものでした。
皆さんご存知でしょうか、全国各地のコンビニにフリーWi-Fiスポットがあることを。具体的な店名を挙げると、コンビニではセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンは大体の店舗でフリーWi-Fiスポットを整備しています。
またキャリア系だと、SoftBankはFREE Wi-Fi PASSPORTという電話番号登録制のフリーWi-Fiを展開しています。(個人的には今電話番号も無かったので使えませんでしたが)それに加えてスターバックスを始めとするカフェやファストフード店でもフリーWi-Fiを展開しており、これは世界の中でも高水準の数のWi-Fiスポットが整備されていると感じます。
また通信速度は実感で世界トップクラス。多くの外国人は日本の通信速度の速さに感嘆の声をあげています。
このように、日本のWi-Fi事情は世界トップクラスとは言えないものの、日本国内で報道されているような低質なものではないと実感しています。
▲Wi-Fiスポットあるし、品揃え豊富だし、24時間空いているし、日本のコンビニほど最強なものって中々ないと思います 世界に誇る文化です
●日本のWi-Fiに関する課題
それでも課題はあると思います。
第一に各Wi-Fiスポットの認知度の低さ。日本人ですら、コンビニでWi-Fiが使えるっていうことを知っている人は少ないですよね。
第二にWi-Fiを使うための登録手順が煩雑。日本人の自分ですら3分ぐらいかけて登録したので、外国人の方々はより時間がかかると思います。
第三にやはり地方部のWi-Fiスポット数の少なさ。日本は有線LANのポートはあるものの、無線LAN(Wi-Fi)は無い、というホテルが多いみたいです。ただ外国人をターゲットとするホテルはWi-Fiの整備をしていないと自然に淘汰されと思うので、この問題は徐々に改善されると思います。
第四に画一的なWi-Fiスポットの整備遅れ。日本の都市では「FREE_Wi-Fi_and_TOKYO」みたいな画一的なWi-Fiが整備されていることが多くないです。(京都など一部に限られるし、あってもカバー範囲が狭い)ただ個人的にはコンビニでWi-Fiが使えるなら別に要らないんじゃないかなとも思います。
また、個別名を挙げると、キャリア系のサービスでもdocomoやauのWi-FiはフリーWi-Fiではありませんよね。よくステッカーとか貼ってありますが、外国人にとっては紛らわしいと思います。
あとネクスコ中日本のように、登録するのにメールアドレスが必要で、その肝心の登録メールがWi-Fiが繋がらなくて受信できないっていうギャグはやめてほしいです。
▲もはや時代遅れとなった有線LANポート 日本のホテルには無線LAN非対応のものがまだまだ多いみたいです
●Wi-Fiって些細だけど大事ですよね!
以上のように、日本のWi-Fi環境は整っています。世界でもハイクラスの水準で。しかし不十分な告知や非効率的な運用が、「日本のWi-Fiは不便」と外国人を錯覚させているのだと思います。
たかがWi-Fi、されどWi-Fi。現代人っ子においてインターネットに繋がっている安心や便利さは代えがたいものがあると思います。なので、もしみなさんがインターネットで困っている外国人旅行者に会ったら、コンビニに行くよう教えてあげたり、或いは自分のケータイでテザリングさせてあげてみてください。
そうすることで、観光客もより日本を楽しむことができるし、日本ももっとハッピーな観光大国になると思います。
【今日のトリビア】ヨーロッパの大半の国は、トイレが有料
ドイツやイギリス、スペインの駅などにある公共トイレは、有料であることが多いです。だいたい0.5~1ユーロで、中も決してピカピカな訳ではない。
なんでもコスト維持や治安維持がその理由なのだとか。とはいえピカピカ最新鋭の無料トイレに慣れた日本人としては、納得しがいところがあります。
外国人が日本に来てトイレの清潔さと機能に驚いて帰る理由が少し分かったヨーロッパ序盤の日々でした。
サポートしていただいた暁には、よりディープなエストニアを探訪してきたいと思います。今年は色んなサウナを巡る予定です。