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ズッキーニ「雌花をいくつか咲かせたら、そのあとしばらくお休みします」

8月1週目に雌花が3つ開花してからしばらくお休みしていた花壇のズッキーニ3株。8月後半になって再び大きな雌花を咲かせました。授粉がうまくいかなかったのか、形はいまひとつですが、それなりに大きく成長しました。

今年最初の3つの雌花は、開花後に果実が育つ気配を見せず、その後は6つほど雌花がついたものの花を咲かせることすらしませんでした。ピクルス用のキュウリのように小さなズッキーニですが、この9つはそのまま収穫してありがたくいただきました。味は問題ないのです。

この異常な暑さのなかで、花を咲かせて果実を太らせるのは、夏の野菜にとってもひどくエネルギーのいることなんだろうな、と想像します。元気そうなミニトマトも花が咲いた後はゴマよりずっと小さなサイズのまま果実が待機しています。

暑さが和らいだわけではありませんが、そろそろ秋が近いのを感じるのでしょうか。この10日ほどの間に、冒頭のとおりズッキーニの雌花が再び3つ開花しました。その後はまたお休みして、その間にピクルスサイズをいくつか収穫し、そして昨日再び雌花が1つ咲いているのを見つけました。貴重なお宝を発見した気分です。

今年のわが家のズッキーニは、開花してはしばし休暇を取るという生き方を選び、なんとかこの気候に順応しようとしているように見えます。数日前からミニトマトも少し大きくなり始めています。外に出るのもおっくうになる暑さのなか、植物たちの様子をみては、この子たち、ほんとにえらいわね、と感心しきりの日々です。

収穫したズッキーニはパスタの具材にしてもらいました。
(母作「ズッキーニと豚肉のアーリオ・オーリオ」)

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