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本「花を呑む」

あさのあつこ著。
オーディオブックにて。

弥勒シリーズ7作目。

突然起きる奇怪な事件。
大店の主人が
花びらを口の中に入れて死んでいる。

こわーい!!

こんな現場を見ちゃったら
トラウマよね。トラウマ。

でも、主人公(おそらく)の木暮信次郎は
沸く。
こういう事件に沸く。
なんつう奴だ!

どうしてこんな人になっちゃったんだろうね。
信次郎は。

でもなー
私、おばちゃんも
若い頃
殺人の本とか読んでいたことあったなー
ドキュメンタリーっていうか
ノンフィクションのね。
「どうしてこの人が連続殺人犯になったのか」を紐解くようなやつ。

おばちゃんは知りたかった。
なんで人を殺したくなるのか。

けっきょく、そんなの
本を読んでも分からなかったけどね。

このシリーズが終わる時、信次郎の
なぜこんなふうになったのか、は
分かるのだろうか。

そして殺人事件から
流れは
麻薬の話に・・・
ケシは江戸時代にもあったらしい。

そうなんだー
一粒金丹っていうんですって。
痛み止めや強壮剤ですって。

麻薬っていうより
薬?
すっごい高価だったらしいけど。

いつの世も、
痛みは辛いもの。
苦痛がなくなるなら・・・って
気持ちは分かる気がするなぁ。




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